北村匠海、小松菜奈、吉沢亮の制服姿!3人のキャスティング理由も明らかに!『さくら』場面写真

『サラバ!』で第152回直木賞を受賞した西加奈子が、ある家族の姿を色彩豊かに温かな眼差しで描き、50万部を突破したベストセラー小説を、北村匠海、小松菜奈、吉沢亮の共演で映画化する『さくら』が、11月13日より公開中。このほど、制服姿の北村、小松、吉沢の場面写真がお披露目となった。

本作は、絶望の中にも希望を紡ぐ家族の物語。ハンサムで人気者の長男・一と、異常なまでに長男を愛する容姿端麗で破天荒な妹・美貴、そして平凡な次男・薫。ある日、一家のヒーロー的存在の兄が交通事故に遭ったことによって、家族の運命が大きく変わっていく。

北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が3兄弟妹を演じることで注目を集める本作。この兄弟妹役のキャスティングに当たって、美男美女であり、演技力、そして全体像として、父母候補含め家族に見えるか、という部分に重きをおいて進められたことをプロデューサーは明かす。物語のなかで主人公である次男・薫のモノローグが多いことから、 “その優しい声が魅的”である北村匠海が薫役に決定。そして物語の縦軸にもなる末っ子・美貴を、ある種の中性感があり、自分の感性に忠実に生きる様がリンクする小松菜奈に、ヒーローであるハジメのような存在感を持ち、北村・小松の兄を演じられる唯一の俳優として吉沢亮が⻑男・ハジメ役にキャスティングされた。こうして、原作から飛び出てきたかのようなイメージぴったりの兄弟妹が誕生した。

場面写真には、成⻑し多感な時期を迎えた3兄弟妹の多様な表情が収められ、物語の中で様々な壁にぶつかりながらも成⻑していく3人の姿を想像することができる。

『さくら』
11月13日(金)より、全国公開中
監督:矢崎仁司
原作:西加奈子「さくら」
脚本:朝西真砂
音楽:アダム・ジョージ
主題歌:東京事変「青のID」
出演:北村匠海 小松菜奈 吉沢亮 小林由依(欅坂46) 水谷果穂 山谷花純 加藤雅也 趙珉和 寺島しのぶ 永瀬正敏
配給:松竹

【ストーリー】 音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。長谷川家の次男・薫(北村匠海)は、その年の暮れに実家へと向かった。けれど兄の一(ハジメ/吉沢亮)の姿はない…。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジメの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。そのつながりを繋ぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。それは、妹・美貴(小松菜奈)の誕生、サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋…長谷川家の5人とサクラが過ごしたかけがえのない日々。やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大晦日に訪れようとしていた…。

©西加奈子/小学館 ©2020 「さくら」製作委員会