今年10月に松本千秋による書籍化も決定した、2019年に開催されたテレビ東京、note、幻冬舎による「コミックエッセイ大賞」の入賞作品を、山口紗弥加主演でドラマ化する「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」が、今秋にテレビ東京にて放送されることが決定した。
「いまどき、マッチングアプリで出会うなんて普通でしょ?」という人もいれば、「えっ、出会い系だよね?正直引く…」という人もいるだろう。でも何事も実際にやってみないとわからない。本作は、38歳バツイチ独身女がマッチングアプリとの出会いで遅咲きの青春を謳歌する姿を描いた“現代型”ラブコメドラマ。
24歳で結婚し35歳で離婚した、現在38歳のバツイチ独身女・松本チアキを演じるのは山口紗弥加。山口は、早期の結婚で失われてしまった青春を取り戻すべくマッチングアプリを始めるが、好奇心からいろんなタイプの男性に出会い、新たな自分を発見するアラフォー女性を熱演する。
脚本は、現代女性の複雑な恋模様を描く名手・舘そらみ。監督は、ドラマだけでなくMVや映画、舞台まで多彩な才能を発揮する酒井麻衣が務める。主演・原作・脚本・監督・プロデューサーとすべて女性で構成される本作は、それぞれの考え方や人生経験、過去の恋愛などが少しずつ作品に投影されており、尋常ではない熱意のこもった意欲作となっている。
■山口紗弥加(松本チアキ役) コメント
Q:本作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
マッチングアプリって何ですか!?が正直な感想だったのですが、すっこ抜けた青春を取り戻す38歳・独身女の冒険記と聞き、これはぜひ、実体験として挑戦させていただきたいと思いました。
Q:台本を読んでみての感想をお聞かせください。
膨大な台詞量に震え、何人と、何回キスするの!?と…。不器用な人間たちによる、甘美と辛酸のミルフィーユのようなドラマです。舘そらみさんが紡がれる言葉たちは一種の生命体で、口にするのも躊躇うような単語すらさらりと吐き出してしまうから、その生々しさに思わず丸呑みされてしまうような危うさがあります。
Q:松本チアキの役どころについてはどう感じましたか?
年齢的にも、青春を取り戻したいという正直な欲望にも、共感を覚えます。チアキにとっての四つ葉のクローバーを何とか一緒に見つけたい。そんな気持ちです。
Q:役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
私にとっての38歳はまさしく人生の岐路でした。「まだ、30代」と言い聞かせながら40歳へのカウントダウンを始めるような、気付けばどこかに “焦り” が潜んでいたような…。チアキもそんな時間の中で必死にもがいているのだと思います。もちろん私も同じです。必死で38歳のカラダを作りました。あらゆる意味で「挑戦」です。
Q:視聴者へのみどころなどメッセージをお願いします。
女性に観ていただきたい作品です。チアキの“真実の欲望”が、どこかで、誰かの幸せに繋がることを願っています。どうぞよろしくお願いします。
■松本千秋(原作) コメント
38歳の春から始めた某マッチングアプリで、私は色んな初体験をしました。世間的常識を取っ払って飛び込んだその世界は、時に危険で怪しく、ロマンチックで官能的でもありました。この経験を物語として描き始めた当初から、この作品は絶対に映像化を狙っていきたい、という気持ちを込めていました。コミックエッセイ大賞に応募したのも、テレビ東京さんに届いて欲しい一心からでした。この思い、キャッチして頂けてめちゃくちゃ幸せです。皆さん、このドラマ、眩しくて目が潰れそうな美青年が数々登場します。そしてチアキを演じてくださる山口紗弥加さん、その凛とした美しさ…これはもう、ほんと観て!観なきゃ絶対損!!
Ⓒ幻冬舎/松本千秋
「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」
今秋 テレビ東京にて放送開始
毎週水曜深夜0時58分〜放送
監督:酒井麻衣
原作:松本千秋「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」
脚本:舘そらみ
出演:山口紗弥加
【ストーリー】 友人の勧めで、好奇心からマッチングアプリを始めた38歳の主人公・松本チアキ(山口紗弥加)。恐る恐る覗いたアプリの中には年齢差なんて気にしない年下のイケメン男子が大量にいた。しかも、女性はびっくりするくらいモテまくる!?しかし、出会う相手には体の関係だけが目的のいわゆる「ヤリモク」男たちもたくさん出現。早くに結婚してしまい男性経験があまりないチアキは戸惑いながらも、遅咲きの青春を謳歌。いつの間にかその世界にどっぷりとハマってしまう…。彼女が出会ったのは自分の世代とはあまりにギャップが大きい「イマドキの恋愛観」、そして「アラフォー女性ならではの悩みと孤独」だった…。
©︎「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」製作委員会