伊織もえ、かざり、飯島寛騎ら追加キャスト発表!本広克行監督作『ビューティフルドリーマー』ポスタービジュアル&場面写真

本広克行監督、押井守監督、小中和哉監督、上田慎一郎監督が参加する映画実験レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」が発足され、そのレーベル第1弾作品として本広克行監督、小川紗良主演による映画『ビューティフル ドリーマー』が、11月6日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルと場面写真がお披露目となり、併せて、追加キャストとして、伊織もえ、かざり、池田純矢、飯島寛騎、福田愛依が出演することが発表された。

本作は、映画レーベル「シネマラボ」の第1弾作品。映画を撮ったことのない先勝美術大学映画研究会の部員たちは、映研に伝わる“いわくつきの台本”の映画化に挑むが、「これは撮ろうとすると必ず何か恐ろしいことが起こる台本」という言葉通りに、部員たちは次々に予期せぬ困難やトラブルに見舞われる。果たして彼らは無事にクランクアップできるのか!?

追加キャストとして、演劇の経験はないものの、先勝美術大学映画研究会の作る『夢みる人』の劇中劇ヒロイン、カーチャ役のオーディションに参加して映研メンバーを狂喜させるイオリモエ役に、コスプレイヤーの伊織もえ。『夢みる人』の戦車登場シーンである映研メンバーをメロメロにするカザリ役に、「恐ろしく美しい元自衛官」の異名を持つタレントのかざり。かつて「五色の戦士が戦う番組」で、6人目のヒーローを演じた俳優で、『夢みる人』の登場人物・アタリベツ役のオーディションでは「コミカルでチャラい役柄」を要求されるイケダジュンヤ役に、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の池田純矢。『夢みる人』の登場人物・ボンボン役のオーディションに、かつて演じた「ヒーローに変身する医師」を思わせる、白い衣裳で登場し、殺陣の経験を活かした剣のアクションから、暗所で泣き叫ぶ演技まで、幅広い表現力をアピールするイイジマヒロキ役に、「仮面ライダー エグゼイド」の飯島寛騎。そして、『夢みる人』の登場人物・カーチャ役のオーディションに参加し、弾けるような元気と笑顔で、男性メンバー達をめいっぱい魅了するフクダメイ役に、「女子高生ミスコン2017-2018」でグランプリを獲得した「日本一かわいい女子高生」の福田愛依が扮する。

▼キャスト コメント

■伊織もえ(イオリモエ役)
はじめに出演のお話を聞いたときは、私が映画のスクリーンに出るのかと、とにかくびっくりしました!すごく嬉しい反面、演技できるのかという心配がありましたが、とても楽しく初めての現場を過ごすことができました。この出演がきっかけとなり、演技ができることでもっと仕事の質を高めたり自分の世界を広げることができるということに気づき、現在は少しずつ演技の勉強もさせて頂くようになりました。公開楽しみにしております!

■かざり(カザリ役)
部室の埃っぽい蒸し暑さ。映画のフィルムの匂い。熱い意見のぶつかり合い。私も大学で作品を作っていたので、そういった「ものづくりの青春」を思い出した。大学生の頃、「ものを作るのが楽しくて仕方がない、こんな時間が永遠に続けばいい」と思った。それが現実になるとどうなるのか。映画の中で映画を作る。なんとなく、夢の中で夢を見ている気分になる。彼らが作った作品も、いつか部室の隅から、誰かに見つけられるのだろう。そしてまた誰かが、この映画を作りそれを私たちが見る。行動が、感情がループしていく。はたして彼らは「はじめて」映画を作ったのだろうか?いつの間にか私たちは、この映画の無限の夢の中にいるのだ。

■池田純矢(イケダジュンヤ役)
イケダジュンヤ役の池田純矢です。“役”を演じます。どんな言葉も的を射ていないような気がして…最終的には“不思議”に落ち着きます。撮影中は神経を尖らせながらも、全く予想できない全貌。同じ様に、皆様もまたその不思議の世界に触れられると思います。お楽しみに。

■飯島寛騎(イイジマヒロキ役)
この度ボンボン役で出演する事になりました飯島寛騎です。「ビューティフルドリーマー」、見て頂くと伝わると思います。かなり変わった角度からの演出、お芝居をしているようなしてないような不思議な感覚、僕たち演じる側もその世界観に魅了されました。自分自身としては、凄く、凄く、物凄く真面目に取り組みました。監督、そしてキャストの表現力、アドリブ、全てを楽しんで貰えたらと思います。人生で初めてあの重機に乗りました。

■福田愛依(フクダメイ役)
この度、映画『ビューティフルドリーマー』で劇中劇ヒロインのカーチャ役を演じさせて頂きました。福田愛依です。今回本広監督の映画作品に携わらせて頂けたことを本当に嬉しく思います!現場では役者の先輩方がいらっしゃり間近で学べたことやお芝居の掛け合いができ、すごく勉強になりました。先輩方や監督、スタッフの皆さんが明るくて温かい現場だったので短い時間でしたがすごく濃い時間でした。そして今回、劇中劇の中でカーチャを演じさせて頂き、普段はなかなかできないような青髪をウィッグで体験でき、作品の一部になれて貴重な経験になりました!

『ビューティフルドリーマー』
11月6日(金)より、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて全国順次公開
監督:本広克行
原案:押井守「夢みる人」 
脚本:守口悠介 
出演:小川紗良 藤谷理子 神尾楓珠 内田倭史 ヒロシエリ 森田甘路 伊織もえ  かざり  斎藤工 秋元才加 池田純矢 飯島寛騎 福田愛依 本保佳音 瀧川英次 齋藤潤 田部文珠香 升毅
配給:エイベックス・ピクチャーズ  

【ストーリー】 翌日にせまった文化祭の準備に追われ、先勝美術大学の校内は、学生たちの熱気と喧騒に包まれていた。 そんな中、例年通り文化祭で展示も発表もしない映画研究会の部室だけは、いつもと同じように、まったりとし た時間が流れていた。しかしその朝「部室の片隅に何かある」という不思議な夢を見たサラ(小川紗良)は、本当に古い段ボール箱を見つけてしまった!その中には古い脚本と演出ノート、1本の16mmフィルムが入っていた。そのタイトルは『夢みる人』。さっそく映写してみるが、なぜかその映画は未完のままだった。そこにふらりと表れたOBのタクミ先輩(斎藤工)は、彼らに「これは撮ろうとすると必ず何か恐ろしいことが起こる、OB達の間ではいわくつきの映画だ」と告げる。しかしこの映画にすっかり魅せられたサラは「これ、私たちでやってみない?」と部員たちに猛アピール。監督はサラが担い、プロデューサーはリコ(藤谷理子)、撮影はカミオ(神尾楓珠)、 録音にウチダ(内田倭史)、衣裳とメイクはシエリ(ヒロシエリ)、助監督とその他雑用をモリタ(森田甘路)が担当し、一致団結してはじめての映画制作への挑戦が始まるが、部員たちは次々に予期せぬ困難やトラブルに見舞われる。やがて、資金は底をつき、準備していたクラウドファンディングも大失敗。この脚本は本当に呪われているのか?この終わりなきトラブルに出口はあるのか!?

©︎2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会