ドウェイン・ジョンソン、家族全員が新型コロナに感染!現在は回復「規律を守ろう」

『ワイルド・スピード』シリーズなどに出演したザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが、自身を含め家族全員が新型コロナウイルスに感染したことをインスタグラムで公表した。

▲ドウェイン・ジョンソンのインスタグラム(therock)より

約11分間の動画を公開したドウェインは、自身と妻でシンガーのローレン・ハシアン、4歳の長女ジャスミンちゃん、2歳の次女ティアナちゃんが、約2週間半前に新型コロナに感染したことを告白。「妻のローレンと2人の娘たち、そして僕は、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た」と明かし、ウイルス感染は「家族や自分にとって最も困難で苦しい出来事の一つだった」と振り返った。

また、「新型コロナに感染したことは、僕がこれまで何度か経験した、ひどい怪我からの回復などとは全く違う。僕が常に最優先にしていることは家族を守ることだから」とコメント。「感染したのが自分だけならよかったと思うけど、そうじゃなかった。家族全員が感染してしまったからショックだった」と心境を明かしつつ、現在は「家族はみんな回復しているし、健康だよ」とファンに伝えた。

「数ヶ月間、自主隔離生活を送っていて、毎日マスクをつけていた」というドウェインは、「友人から感染した」と明かし、友人や家族と集まる時は注意し、規律に従い、免疫力を高めるよう呼びかけた。さらに、「一部の政治家を含め、マスクの着用を政治的な問題にしている人々がいて困惑している。政治とは関係ない。マスクを着用しよう。これは事実であり、正しく、責任ある行動だ」とも付け加えた。

キャプションには、動画でも伝えているように、新型コロナ対策に関するメッセージも。「規律を守ろう。免疫システムを高めよう。健康のために努力しよう。マスクを着用しよう。家族を守ろう。家で集まることに注意しよう。前向きでいよう。あなたの仲間を大切にしよう。皆さん、どうか気をつけて」とつづり、映像の最後は「僕は全ての人を心配している。みんなや家族に新型コロナに感染してほしくない。僕が伝えたことを思い出して、健康でいてください」と締めくくった。

ザ・ロックのリングネームを持つ元プロレスラーのドウェインは、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(2001)でゲスト出演した後、『スコーピオン・キング』で初主演。『ゲット スマート』(2008)などに出演後、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)にルーク・ホブス役で登場し、以降のシリーズにも同役で出演。ディズニー映画 『モアナと伝説の海』(2016)では主要人物のマウイを演じ、声優デビューも果たした。以降も『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)などの大ヒット作に出演している。

そのほかの出演作は、『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(2012)、『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』(2013)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)、『カリフォルニア・ダウン』(2015)、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)など。公開待機作には、2021年公開予定の『ジャングル・クルーズ』のほか、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドット共演の『レッド・ノーティス』(原題)、DC映画『ブラックアダム』(原題)などがある。