2015年から「別冊マーガレット」にて連載され、シリーズ累計部数(電子版も含む)が450万部を突破した咲坂伊緒による大ヒット少女コミックを、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二の共演で実写映画化する『思い、思われ、ふり、ふられ』が、8月14日より公開される。このほど、8月4日にスタジオショウケースにてYouTube生配信イベント「公開直前!夏の恋を語りつくせ!浜辺美波×北村匠海×エミリン生配信スペシャル!」が行われ、キャストの浜辺美波、北村匠海、そしてYouTuberのえみりんが登壇した。
配信が始まると、浜辺美波、北村匠海、そしてスペシャルゲストとしてティーンに絶大な人気を誇るYouTuberのエミリンが登場。MCから北村と浜辺の印象を聞かれたエミリンは、「“キミスイ(君の膵臓をたべたい)”で初めて知って、当時凄い二人が出てきたな、と一視聴者として感じていました。今回が実写としては3年ぶりの共演作ということで、凄くテンション上がってます!」と興奮した様子で答えた。
『君の膵臓をたべたい』の撮影、宣伝をしていた3年前を振り返って、お互い人見知りの性格で会話が少なかったという浜辺と北村だが、お互いの当時の印象を聞かれると、北村は「本当に大変だったよね。285媒体の取材を二人で日本中回りながらやって」、とかつての心境を語り、浜辺も「美味しいものを食べて、今自分がどこにいるか覚えていました!」と楽しそうに思い出を振り返った。
本作を一足先に試写会で観たエミリンは「元々恋愛映画や少女漫画が私自身大好きで、よくある感じなのかな?と思っていたのですが、観たら全然違いました!ただのキュンキュンだけじゃなくて1人1人の考え方、人生、葛藤が凄く上手に描かれていて、この気持ち忘れていたな、と言う部分を教えてくれましたね。本当に、本当に良かったんです!」と作品を思い出し、涙ぐみながら絶賛。すると浜辺は「私も大好きな方にそんなこと言ってもらえてこちらが泣きそうですよ!」と感激していた。また、理想のシーンを聞かれた浜辺は、「文化祭のとき、校舎の屋上で、好きな男の子に写真を撮ってもらうシーンです」と回答すると、エミリンは「エンディングの主題歌もマッチしていて本当に良かったですよね!あのシーンの浜辺さんの表情が切なくて儚くて可愛くて!この世の言葉では表せないですよね!」と大盛り上がり。すると北村が、「すみません(笑)。女子会感についていけないんですけど(笑)」と女子トークにタジタジの様子だった。
北村も理想のシーンを聞かれると、「理央が、朱里と和臣が二人で歩いているところをベランダから見てしまうシーンですね。そこが一番グッときたんですよね。めっちゃ苦しいんですけど、苦しんで苦しんで、プラスに変わった瞬間に、愛ってこれだなと思うので。良いことばっかの人生よりは、理央みたいな転んだり、苦しんだり、暴走しちゃうのは男してはグッと来ますね」と語り、エミリンは「深いですね。実際の恋愛って上手くいかないことの方が多いし、その中でみんなもがいて、成長していくので、この作品、凄くリアルですよね!」とコメントした。さらに映画の見どころを聞かれた北村は、「男の友情もちゃんと描かれているところですね。理央と和臣がある映画をキッカケに意気投合するシーンが楽しかったです。学生の時の友情ってそういう所から始まっていたなと。この作品は、それぞれの片思いの映画でもありますけど、家族の話だったり、男同士、女同士の友情部分も含めて、ぜひ見てほしいです!」と口にした。
配信中、浜辺と北村にエミリンが、「もし良かったら(私のYouTubeに)出てください!」と直接オファーする場面もあり、視聴者からは「え、見るしかないやん!」、「やばそれはやばい!」、「最高すぎる!」と大興奮の声が上がった。
最後に、北村は「今回こういう状況(コロナの影響)で直接伝えられなかった思いがあって、映画の中にもそんな思いや一歩踏み出せないようなことが詰まっておりますので、この映画を通じて、前向きになってくれたらいいなと思います」、浜辺は「『思い、思われ、ふり、ふられ』は、4人の青春の片思いを描いているのですが、“青春”がしっかり描かれているので、自分たちはこんなに“青春”ってキラキラしているんだと、学生の方は気がつく機会になるかと思いますし、社会人の方は、“青春”というものをもう一度感じられる作品になっていると思います。そして本作が皆さんの夏の思い出なっていただけたらと思います。是非劇場に8月14日お越しください」とコメントし、生配信イベントは幕を閉じた。
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
8月14日(金) 全国公開
監督:三木孝浩
原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」
脚本:米内山陽子 三木孝浩
主題歌:Official髭男dism「115万キロのフィルム」
出演:浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
配給:東宝
【ストーリー】 明るく社交的な“朱里”(浜辺美波)、内向的でうつむきがちな“由奈”(福本莉子)、クールな“理央”(北村匠海)、爽やかで天然な“和臣”(赤楚衛二)。偶然出会ったタイプの全く違う4人は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。親同士の再婚で「家族」となり、朱里に言えない恋心を抱える理央。そんな理央に憧れるけど自分に自信が持てない由奈。和臣に惹かれていき、自分の感情に戸惑う朱里。ある秘密を目撃してしまい自分の気持ちに蓋をしてしまう和臣。一人の告白をきっかけにそれぞれの感情は複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違ってしまう。4人の切なすぎる“片想い”の行方は…。
©2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社