有澤樟太郎、伊万里有、田中尚輝ら2.5次元の舞台を中心に活躍する若手俳優と新進気鋭の脚本家軍団が織りなす青春ドラマを映画化する『劇場版 田園ボーイズ』の公開日が9月4日に決定し、ポスタービジュアル、特報映像がお披露目となった。
ミュージカル「刀剣乱舞」や舞台「どろろ」などで人気を放つ有澤樟太郎が、ドラマ版に引き続き主人公シンジ役に。そして、カタオカ役に、有澤と同じくミュージカル「刀剣乱舞」や舞台「機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-」に出演する伊万里有、ヤスオ役に、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」や舞台「僕のヒーローアカデミア The “Ultra” Stage」の田中尚輝など、2.5次元の舞台を中心に活躍する若手俳優が続投。また、主演作『岬の兄妹』の熱演で高い評価を得た松浦祐也もジロウ役を引き続き演じる。
公開されたポスタービジュアルは、イケメン4人がオシャレなホスト姿でマジックアワーのあぜ道をキマり顔で颯爽と歩く何ともシュールな世界感を演出。そして、およそホスト映画とは思えないキャラたちがコラージュされた上半分の写真からは、一筋縄ではいかないストーリーを想像させる。
特報映像には、ホスト映画らしからぬ血だらけになってイケメン同士が戦うシーンや、#ネタバレ厳禁などのテロップが入り謎が謎を呼ぶ内容となっている。
そして、俳優・ミュージシャンとして活躍する藤田玲がRayとして率いるバンド・“DUSTZ”が、本作の主題歌を担当する事が決定した。主題歌「Trigger」は、疾走感がありへヴィーでアッパーなロックチューンにRAYの軽快でラウドネスなボーカルが絶妙にミックスされた一曲。映画のクライマックスを最大に盛り上げている。
■藤田玲(DUSTZ・Ray) コメント
今回の『劇場版 田園ボーイズ』の主題歌「Trigger」は「引き金」という意味。ドラマ版とは全く違った、最後に向けての疾走感、それを感じて作曲、そして敢えて英語で歌詞を書かせて頂きました。彼らの物語、何がtriggerになって、何を手に入れたのか。この作品から受け取りながら是非聴いていただけたら嬉しいです。
『劇場版 田園ボーイズ』
9月4日より全国ロードショー
監督:西海謙一郎
脚本:池浦さだ夢(男肉 du Soleil)
主題歌:DUSTZ「Trigger」
出演:有澤樟太郎 伊万里有 田中尚輝 松浦祐也 三津谷葉子 遊井亮子 山谷花純 尾関高文(ザ・ギース) 池田良 藤吉久美子 木下ほうか
配給:AMGエンタテインメント
【ストーリー】 青々しい田園風景のド真ん中にホストクラブ【田園】がオープンした。オープンさせたのは、場末のガソスタ店員のシンジ(有澤樟太郎)、町役場の公務員ヤスオ(田中尚輝)、農家の息子ジロウ(松浦祐也)、どこか胡散臭い自称“歌舞伎町No.1ホスト”の先輩・カタオカ(伊万里有)のイケてないイケメン四人組。開店はしたものの、お客のほとんどは近所のおばちゃんたちでお茶と漬物を持参する始末。ほとほと困り果てた4人は、営業スタイルを見直し、閑散とした駅前で街宣カーを使いビラ配りしたり、出張ホストサービスを盛り込む事に。それが功を奏してか、新規顧客が飛び込みで来店。そのアカリ(山谷花純)という若い女性客は、シンジをすぐに気に入って永久指名に。一方で、【田園】の近くで映画の撮影がありエキストラを募集。店の宣伝になるとメンバー全員でオーディションに参加。見事出演を射止めたシンジとジロウは意気揚々となる。撮影後その映画のヒロイン女優・ミソノ(遊井亮子)が【田園】に遊びにきて、なんとジロウをご指名に。ミソノが【田園】の写真をSNSに上げた事で一躍有名となり、店内が活況を呈する事に。お店が潤い始めるが、常連となっていたアカリが借金してまで通っている事を知り、このままでよいのか苦悩を抱えるシンジ。そして、それがホストの仕事だというカタオカとシンジが衝突。不穏な空気が漂う【田園】だったが、メンバー全員誰しもが想像も出来ない事実が発覚し…。
©2020「田園ボーイズ」製作委員会