中村倫也が1人7役に挑戦し、曜日ごとに人格が入れ替わる主人公を演じる映画『水曜日が消えた』が、5月15日より公開される。このほど、本作の場面写真がお披露目となった。
本作は、一人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らす7人の“僕”が主人公。ほかの“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っており、そのうちの最も地味でつまらない一人、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく。
場面写真には、“火曜日の僕(中村倫也)”と、彼を取り巻く登場人物たちの一コマが収められる。一ノ瀬(石橋菜津美)と体育座りで佇んだり、瑞野(深川麻衣)と図書館のカウンターで何かを見つめたり、高橋(休日課長)と一緒にコントラバスを弾く姿からは普通の青年としての“僕”の日常がうかがえるが、安藤(きたろう)と新木(中島歩)の前で線に沿って真っ直ぐに歩こうとする姿は何かの検査を受けているようであり、“僕”に“何かが”起こっていることを明示する。穏やかな表情のカットから一変し、携帯を見つめ驚いたり、紙が舞い散る中で唖然とするなど、“火曜日の僕”が否応なしに何かに巻き込まれていく様も収める。
併せて、3月14日より公式HP限定で、中村倫也の手書きタイトル入りのビジュアルムビチケカード(前売り券)が発売されることが発表された。特典は、“7人の僕”のイラストが施されたオリジナルチケットホルダー。
『水曜日が消えた』
5月15日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・VFX:吉野耕平
出演:中村倫也 石橋菜津美 中島歩 休日課長(ゲスの極み乙女。) 深川麻衣 きたろう
配給:日活
【ストーリー】 一人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”が主人公。そのうちの最も地味でつまらない、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語。
©2020『水曜日が消えた』製作委員会