ブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けた移民少年の成長『カセットテープ・ダイアリーズ』4月公開!

『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダ監督が、ブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けたパキスタン移民の少年の成長を描いた『Blinded by the light(原題)』が、邦題『カセットテープ・ダイアリーズ』として4月17日より公開されることが決定した。併せて、場面写真がお披露目となった。

イギリスの町ルートンで暮らすパキスタン系の高校生ジャベド。音楽と詩を書くことが好きな彼は、閉鎖的な街の中で受ける人種差別や、保守的な親に価値観を押し付けられる鬱屈とした生活から抜け出したくてたまらない。だがそんなある日、そのモヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会い、彼の人生は変わり始める。

2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、観客と評論家からも大絶賛された本作は、英国ガーディアン紙で定評のあるジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録「Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’Roll(原題)」を元に描いた青春音楽ドラマ。当時のサッチャー政権の影響からなる移民排斥運動といったイギリス国内の問題が、軽やかなストーリーの中に緻密に盛り込まれている。偏見や父親との確執がある中、友情、恋愛、そして将来の夢へと懸命に前へ進もうとするティーンの心情を爽やかに映し出す。

場面写真には、ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)がガールフレンドのイライザ(ネル・ウィリアムズ)とウォークマンを聴くツーショットや、部屋一面に貼られたスプリングスティーンのポスターを背に詩を書く姿、さらには彼の音楽と出会った時の衝撃を、嵐のアーカイブ映像と共に歌詞を建物に映し出して表現したカットなどが収められる。また、『1917 命をかけた伝令』や「ゲーム・オブ・スローンズ」への出演で注目を浴びるディーン=チャールズ・チャップマンもジャベドの幼なじみマット役で出演しており、80年代の若者ファッションに身を包んだ姿を確認することができる。

『カセットテープ・ダイアリーズ』
4月17日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督・脚本:グリンダ・チャーダ
原作:サルフラズ・マンズール
脚本:サルフラズ・マンズール ポール・マエダ・バージェス
出演:ヴィヴェイク・カルラ クルヴィンダー・ギール ミーラ・ガナトラ ネル・ウィリアムズ アーロン・ファグラ ディーン=チャールズ・チャップマン ロブ・ブライドン ヘイリー・アトウェル デヴィッド・ヘイマン
配給:ポニーキャニオン

【ストーリー】 イギリスの町ルートンで暮らすパキスタン系の高校生ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)。音楽と詩を書くことが好きな彼は、閉鎖的な街の中で受ける人種差別や、保守的な親に価値観を押し付けられる鬱屈とした生活から抜け出したくてたまらない。だがそんなある日、そのモヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会い彼の人生は変わり始める。

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