アメリカの「ファンタスティック・フェスト」やスペインの「シッチェス・カタロニア国際映画祭」、オランダの「アムステルダム映画祭」、韓国の「プチョン国際ファンタスティック映画祭」など、世界中の映画祭で話題沸騰となった青春ゾンビミュージカル『アナと世界の終わり』が、5月31日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルと場面写真がお披露目となった。
本作は、思春期の高校生たちの葛藤と成長を描いた青春ストーリー。高校生のアナは、イギリスの田舎町で父と二人暮らし。学校では、ダサい幼馴染のジョンや暑苦しいほどラブラブなカップルのクリスとリサ、嫌がらせが止まらないオラオラ系の元カレ・ニック、SNSでソウルメイトを探し続けるステフなど、くだらない連中ばかり。パッとしない毎日を送っていたアナは、この町から抜け出すことばかり考えていた。あるクリスマスの朝、アナとジョンはいつも通り学校に向かっていると、ゾンビ化したスノーマンに遭遇。危機一髪のところでゾンビを倒したアナたちは、クラスメイトたちと合流し、町を脱出するためゾンビに立ち向かう。
本作の注目ポイントは、世界中のファンタスティック系映画祭を席巻している点である。アメリカ「ファンタスティック・フェスト」で行われたワールドプレミアから始まり、スペイン「シッチェス・カタロニア国際映画祭」、イギリス「エディンバラ国際映画祭」、韓国「プチョン国際ファンタスティック映画祭」など評判を広め、劇場公開までに9つもの映画祭を渡り歩いた。3月7日から3月10日にかけて開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」でもジャパンプレミア上映された。
場面写真は、クリスマスの飾りつけでいつもより明るい雰囲気の校内や、アナと幼馴染のジョンが雪の上に寝そべりながら天使の羽を作るシーン、ニック率いるいじめっ子たちの姿、戦場と化した校内で闘うことを決意したアナたち、そして、町にゾンビがやってくる様子など。
『アナと世界の終わり』
5月31日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:ジョン・マクフェール
脚本:アラン・マクドナルド ライアン・マクヘンリー
音楽:ロディ・ハート トミー・ライリー
出演:エラ・ハント マルコム・カミングス サラ・スワイヤー クリストファー・レボー ベン・ウィギンス
配給:ポニーキャニオン
【ストーリー】 イギリスの田舎町リトル・ヘブン。高校生のアナ(エラ・ハント)は、幼い頃に母を亡くし父トニーと二人暮らし。この生活を抜け出したいアナは、父に内緒でオーストラリア旅行を夢見てバイトに励んでいた。幼馴染のジョン(マルコム・カミングス)は、アナの願いを応援しながら密かに思いを寄せている。クリスマスイヴ、旅行の計画がバレてしまい、アナとトニーは大ケンガをする。夢も希望もないこの町に、アナはウンザリしていた―。翌日、アナとジョンはいつも通り学校へ向かう。その途中、スノーマンの着ぐるみを着た血だらけの男が突如現れジョンに襲いかかる。その瞬間、アナはシーソーを使って男の頭を吹き飛ばす!なんと、男の正体はゾンビだったのだ!その後、クラスメイトたちと合流したアナとジョンは、クリスマスの学芸会の準備のため取り残された学生たちを救出するため学校へと向かうが…ゾンビに侵食されたこの町を脱出するため、“負け組”高校生集団が力をあわせてゾンビに立ち向かう―!!
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.