『ウスケボーイズ』出合正幸、竹島由夏、伊藤つかさ、柿崎ゆうじ監督が登壇!「日本ワインMATSURI祭」オープニングセレモニー レポート

麻井宇介という日本のワインを世界レベルに引き上げたワイン界のレジェンドの思想を受け継ぎながら、日本の地でワイン用のぶどうを栽培するところから始まり、ワインを世界レベルの味にして日本ワインの常識を覆した革命児たちの実話『ウスケボーイズ』が、今秋全国ロードショーされる。4月13日より、日本ワイナリー協会主催「第4回日本ワインMATSURI祭」が日比谷公園噴水広場にて開催され、記念すべきオープニングセレモニーに、柿崎ゆうじ監督とキャストの出合正幸、竹島由夏、伊藤つかさが登場し、映画とワインの魅力を語った。

伊藤は、「日本ワイン界のレジェンドである麻井宇介さんのお嬢様役を演じさせて頂きました。素晴らしい映画になっておりますので、楽しみに観ていただけたら嬉しいです」と挨拶し、出合は、「映画を通して、日本ワインの醸造の人々がどのような気持ちでワインを造っているのか、その想いを届けられたらと思います。彼らの気持ちを映画で知っていただき、さらにまたワインを楽しんでいただければ有難いです」と話した。竹島は、「女性醸造家の役を演じました。この作品を通じて日本ワインを知り、それ以来、毎日、日本ワインを飲ませていただいております。いつも飲ませていただいているワインのワイナリーの皆さんの前でこのようにお話させていただけること、光栄です」と、ワイナリーの人たちへ感謝を込めながら語った。

最後に柿崎監督は、「『ウスケボーイズ』のウスケとは、麻井宇介さんのウスケからきています。日本ワインがブームになる前からワインに対して造詣が深い方で、ワインについて改革を進めてくださった。2002年に他界されていますが、麻井さんは著書なども残しており、ご自身で考えられた栽培や醸造の方法を自分だけに留めずに、日本ワインに携わっている方々に広まってくれればという考え方をお持ちの方でした。キャストやスタッフと沢山のワイナリーにお邪魔して、ワインを飲んでワインを理解して撮影した映画ですので、この秋、是非観ていただきたいです」と、日本ワインへの愛を込めながら映画のPRを行った。

『ウスケボーイズ』
今秋、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:柿崎ゆうじ
出演:渡辺大 出合正幸 内野謙太 竹島由夏 金子昇 寿大聡 須田邦裕 上野なつひ 升毅 萩尾みどり 清水章吾 岩本多代 柴俊夫 田島令子 小田島渚 大鶴義丹 柳憂怜 伊吹剛 和泉元彌 伊藤つかさ 安達祐実 橋爪功
配給:カートエンターテイメント

【ストーリー】岡村(渡辺大)、城山(出合正幸)、伊藤(寿大聡)、上村(竹島由夏)、高山(内野謙太)は「ワイン友の会」の仲間で、集まっては世界中のワインを嗜んで蘊蓄を語り合っていた。ある夜、日本のぶどうを使ったワインがフランスワインより美味しいはずがないと決めつけていた彼らは、仏vs日本ワインでブラインドのテイスティング会を開催する。予想は外れ、世界に通用する「桔梗ヶ原メルロー」の存在を知った彼らは、この世界レベルのワインを生んだ麻井宇介(橋爪功)に憧れ、ワイン用のぶどう栽培は困難と言われたこの日本の地で麻井の思想を受け継ぎながら常識を覆すワイン造りに没頭していく。しかし、ぶどう畑は大雨・雹・病害などに見舞われ…。果たして、日本のワインに革命を起こすことはできるのか?

©河合香織・小学館 ©2018 Kart Entertainment Co., Ltd.