桜坂洋のライトノベルが原作の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の続編の脚本が完成!ダグ・リーマン監督がスケジュールを調整中

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Screen Rant

桜坂洋によるライトノベルが原作のダグ・リーマン監督作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)の続編『Live Die Repeat and Repeat リヴ・ダイ・リピート・アンド・リピート』(原題)の脚本が完成した。現在はキャストのスケジュールを調整している段階のようだ。Screen Rantが伝えている。

リーマンは、以前から脚本家のクリストファー・マッカリー、ジェズ・バターワース、ジョン・ヘンリー・バターワースとともに続編の製作に取り組んでいたが、現在マッカリーはトム・クルーズ主演の映画『ミッション:インポッシブル6』(原題)を製作中のため、続編の脚本を完成させることができなかった。しかし、『栄光のランナー 1936ベルリン』の脚本を手掛けたジョー・シュラップネルとアナ・ウォーターハウスが、前作のエンディングと矛盾がないストーリーに仕上げ、“映画業界の革命”といえるような方法で続編を作り上げたようだ。オリジナル映画で主演を務めたトム・クルーズとエミリー・ブラントも続編への出演に意欲的であるという。

リーマンは、自身の監督最新作『バリー・シール/アメリカをはめた男』(10月21日より日本公開)のプロモーションでのインタビューで、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の続編について語っている。

「トムとエミリーと私は、続編の製作にとてもわくわくしている。脚本は完成したよ。今は私とエミリーとトムのスケジュールを調整している段階だ。オリジナル映画がとてもおもしろかったから続編ができるのであって、製作会社が『おい、もっと利益を上げられるぞ。もう一本作ろう』と提案したのではない。この続編は、トムと私とエミリーを常に支えてくれたオリジナル映画のファンがいたから製作されるんだ。彼らが作品をとても気に入ってくれているとわかって続編を作ろうと考えた。多くの人が、私やトムやエミリーに、『続編はどんな感じになるの?』と言って、続編の製作が決定したか聞くんだよ。それで、クリス・マッカリーが最高のストーリーを提案してくれて完成させることができた」とリーマンは説明した。

リーマンは、現在、トム・ホランドとデイジー・リドリーが出演する映画『Chaos Walking カオス・ウォーキング』(原題)の撮影中で、トムは『ミッション:インポッシブル6』の撮影後、次回作『トップ・ガン:マーヴェリック』(原題)の撮影に取り掛かる。一方、ブラントは、『メリー・ポピンズ・リターンズ』(原題)の撮影後、現在はスリラー映画『A Quiet Place ア・クワイエット・プレイス』(原題)を製作中だ。