菊地亜美&ジャンポケ斉藤・おたけが登場!映画『クワイエット・プレイス』公開記念イベント レポート

エミリー・ブラント主演、ジョン・クラシンスキー出演・監督のサバイバルホラー『クワイエット・プレイス』が9月28日より公開中。このほど、9月27日に東京・スターライズタワーにて公開記念イベントが行われ、ゲストとして菊地亜美、ジャングルポケットの斉藤慎二とおたけが登壇した。

音に反応し人間を襲う“何か”によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して、音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延びる家族のサバイバルを描いた本作。イベント開始早々、なぜかMCとともに一人で場内に現れたジャングルポケット・おたけ。「今日はMCというポジションでやっていきたい!」とイベントにかける熱意を語りつつ、早速映画の予告映像が流れると「これまでにもたくさんホラー映画観てきましたが、音が怖いというホラーのイメージを覆した新感覚。映画観ている間、息を殺して観てしまいました」と明かし、“音を立てたら、即死”という映画の世界観を楽しんだ様子。今回、そんな本作の世界を体験してもらうべく、「音を立てたら即アウト」なゲームにチャレンジしてもらおう!ということで、ゲーム挑戦者として、新婚の菊地亜美とジャングルポケット・斉藤慎二が登場した。

『クワイエット・プレイス』というタイトルの通り、静けさが重要な作品にも関わらず、早速、騒がしい二人の本領発揮で無駄に大声を出して登場する菊地と斉藤。おたけからは「静かにしてもらえます?即死ですよ!」といったツッコミが入るなど、場内にはすでに笑い声が。“静か”とは程遠いスタートとなったものの、映画の感想を聞かれた斉藤は「上映中、ずっと心臓がバクバクしていて我慢できないんですよ!これは他の映画では味わえない緊張感ですね!」と本作を絶賛。菊地は「ホラー映画とか好きで、最近話題になった映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』という作品も観たりしていたんですが、まさかここまでホラー映画で泣かされるとは!映画の中の家族愛に感動です!」と語り、恐怖だけではない新たなホラー映画として本作を楽しんだことを明かした。

今回、結婚して家庭を持つ菊地と斉藤のために用意されたのが、「音を立てたら即アウト」ゲーム。劇中に登場する白砂が敷かれた道を再現し、砂に隠された足つぼロード上での縄跳びと虫おもちゃのトラップ回避、劇中の食事シーンを再現した葉っぱを用いたお皿の上でのロシアンルーレットといった過酷なゲームに挑戦した。家族を守るための試練とはいえ、音を立ててはいけないというルールに「それでご飯食べてきたのに?」と不満を漏らす斉藤。一方で「やだ…大丈夫かな…怖い!!」とゲームスタート前から大騒ぎの菊地。音を立てたかどうかの判定は“即OUTボード”を持ったおたけが担当するということで、早速、菊地からゲームに挑戦してもらうことに。

「絶対に音は出しません!」と意気込みながらスタートした菊地だったが、歩き始めた直後に「ちょっとタイム!」とゲームを一時中断。「これ無理!」と大声を出し、場内を駆け回って足つぼロードの過酷さをアピール。ようやくゲームが再開すると、どうしても痛みに耐えかねて声が漏れてしまい、その都度、おたけが“即OUTボード”を出して、場内の笑いを誘っていた。特に虫おもちゃのトラップが一番苦手だったようで、トラップを見た瞬間「キャー!!」と大きな悲鳴をあげ、ゲームのルールを完全無視。最後にはわさび入シュークリームを食べて声を上げるなど、おたけから10アウトの判定をもらってゲームクリアならずの結果となった。

続いて斉藤がスタートすると、「足つぼには少しずつ耐性がついてきているから」と自信を覗かせてスタートしたにも関わらず、一歩足と踏み出した途端に「ゔー!」と大きな声が。痛みに耐えながらもゆっくり進む斉藤だったが、そんな中、スタッフから時間が無いという指示がでたことを知り、勢いよく進み始めたかと思いきや、縄跳びミッションをスキップするなどの暴挙に。場内は笑いに包まれる中、やはりそこは芸人。最終的にはコースを逆走し、菊地の倍以上の足つぼロードを歩きながら縄跳びやわさび入りシュークリームにもしっかりチャレンジ、根性をみせながら場内を笑いの渦に巻き込んだ。最終的に両者が音を立ててしまい、菊地が10アウト、斉藤はなんと21アウトという結果となり、映画の中だったら即死となっていた事態に、菊地と斉藤の二人は「こんなに激しいPRイベントは初めて!」「即死だったね…」と口々にコメントし、場内は笑いに包まれた。

続いて、4人家族のアボット家がそれぞれ力を合わせて生き抜いていく、という家族愛がテーマでもある本作にならって、手話でコミュニケーションしている映画の登場人物と同様に、よりチームワークを高めるためのジェスチャーゲームをすることに。二人が交互にジェスチャーと解答をしていくという内容には罰ゲームがあり、解答を間違えるごとに、最大1m20cmにもなる巨大風船が膨らんでいくという恐怖が襲いかかる。1つ目の「音を立てたら即アウト」ゲームでアウトを連発した二人は、MCとして何もしないおたけに対し不満があったようで、斉藤は「お前もやれ!」と突然声を荒げ、菊地も「そうですよ!ずるいです!」と無理やりおたけをゲームに引きずり込む展開に。「今日はMCだけって…」と抵抗を見せるおたけをよそに、無情にもゲームがスタートした。

急遽、三人で行うことになったジェスチャーゲーム。菊地から始まったジェスチャーの1つ目のお題は「お風呂」。なぜか熱湯風呂を表現した菊地のジェスチャーに最初は苦戦し、思わずおたけから「下手くそ!(笑)」とツッコミが。声を出さず、必死に動きを変えてジェスチャーを続ける菊地の努力のかいがあって、見事斉藤が正解。続いて「出産」というテーマでジェスチャーを始めたところで、菊地の持ち時間が終了に。計3問実施するはずだったが、1問しか正解できなかったということで、少しずつ風船が膨らみ始める中、続いて斉藤がチャレンジ。「足音」というテーマに対し、なぜか動きではなく顔芸を始める斉藤。おたけからの「顔芸するな!」といったツッコミや、菊地からの「顔!顔!」という声が上がる中、様々な動きをする中でタップダンスを踊った瞬間に菊地が見事正解。しかしほとんどの時間を最初のテーマで使ってしまい、2つ目のお題「ハロウィン」が始まった瞬間にタイムオーバーに。さらに大きくなった風船の様子に恐怖の表情を浮かべながら、最後はおたけの順番に。しかし、なぜかおたけの番が回ってきた瞬間に風船への空気の注入が止まらないというハプニングが。かなりの大きさに膨らんだ風船に恐れおののきながら、「ホラー」というお題でジェスチャーを始めると、バァンッ!!と大きな音をたてて風船が破裂。あまりの恐怖に斉藤は「もうやだよ!!」と言って場内を歩き回り、会場の笑いを誘った。

イベント後に行われた囲み取材では、本作を誰と一緒に観に行きたいかと問われ、「旦那さん」と回答した菊地は、「旦那さんはビビりだけど、見たがりというタイプなんです!予告を見て観たいと言っていて、わたしも観終わった後、映画館でもう一度観たいと思っていたので、一緒に行きたいと思います!」と笑顔。既に本作を奥さんと一緒に観たという斉藤は、後輩芸人であるナダル(コロコロチキチキペッパーズ)をあげ、「最近ナダルが可愛すぎて!あいつがどう反応するか楽しみですね!」と満面の笑みで明かした。また、おたけは6年付き合っているホラー好きの彼女と観たいそうで、「今回のキングオブコントで優勝したらプロポーズしようと思っていたんですけど、決勝にも行けなかった(苦笑)。今年、来年くらいにはと思っています」と近々結婚することを匂わせた。

最近結婚した菊地は、子供について問われると「映画の中で子供を守るために必死になる親の姿が描かれていて、すごい愛を感じたんです。そういった強い想いをもって、守る存在ができるのはいいなと思っています」とコメント。同じく既婚の斉藤は「相方(太田)が仕事が終わるとすぐに家に帰るんです!芸人としては全く面白くない!子供は顔の大きさが横澤夏子のくせに…」といいつつも、「両親が教師だったり、よく学校にも手伝いにいったりして、子供は大好きなので早く欲しいとは思っています」と明かした。本日のイベントで行ったミッションについて、斉藤は「こういうのは慣れてきたとは思っていたけど、痛いのはやっぱり痛いですね…。わさびのシュークリームはお笑いのレベルじゃなかった!」と振り返り、笑いを誘っていた。

『クワイエット・プレイス』
9月28日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
監督・脚本・出演:ジョン・クラシンスキー
製作:マイケル・ベイ アンドリュー・フォーム ブラッド・フラー
脚本:ブライアン・ウッズ スコット・ベック
出演:エミリー・ブラント ミリセント・シモンズ ノア・ジュプ
配給:東和ピクチャーズ

【ストーリー】 音に反応し人間を襲う“何か”によって人類が滅亡の危機に瀕した世界。そこでは、あるルールを守り、生き延びる一組の家族がいた。「決して、音を立ててはいけない」その“何か”は、呼吸の音も逃さない。その“何か”に一瞬でも聞かれると即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らす彼らだが、なんと母親は出産を目前に控えているのであった。果たして彼らは、最後まで沈黙を守れるのか―?

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