【節分イベント】「恵方巻」より「豆まき」派! 節分に観たい“鬼”映画3選!

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あっという間に正月も過ぎ去り、節分の季節がやってきました。ちなみに2017年(平成29年)の節分は2月3日金曜日です。節分イベントといえば、近年、恵方巻を食べる習慣が定着しつつあります。「切らずに食べる」「黙って食べる」「心の中でお願いごとを唱えながら食べる」「恵方(の方角)を向いて食べる」など、細かいルール設定があるにも係わらず、昨今の日本人は好んで「恵方巻」に食らいつく。おかげで節分イベントの頂点に君臨していた「豆まき」の存在感が、若干薄くなっている印象が……。さらに「豆まき」の助演男優賞候補とも言うべき“鬼”の影まで薄らいできている気がする……。これはイカン!と、勝手に危機感を感じたムビッチが、どの映画情報サイトもそっぽを向いた「鬼が大活躍する映画」を“鬼選”してお届け! チョイスした3つの映画から“鬼”の重要性を再認識してもらい、「恵方巻」の魔の手から「豆まき」と“鬼”を取り戻すのだ! そして喜び勇んで戻ってきた“鬼”を豆爆弾で迎撃しよう!鬼は外!

『青鬼』

人気ホラーゲーム「青鬼」をベースに、廃墟に閉じ込められた高校生たちの恐怖を描く脱出ミステリー。この廃墟に現われるのが、冷酷非道な化け物、青鬼である。頭でっかちな2頭身、巨大なギョロ目が光るその顔は、ぎりぎりキモ可愛くないレベル。「鬼は外」と豆を投げても俊敏な動きで軽く避けられ、万が一外に追い払ったとしても扉を軽くブチ破って「鬼は内」してきそうだ。コイツに捕まったら最後、巨大な顎でかみ砕かれ、人の面影を留めない真っ赤な肉片となってしまう。しかし、グロシーンは意外と少な目だし、尺も約70分と短めだし、おまけにヒロイン役の入山杏奈(AKB48)もカワイイときてるから、豆まき前の空き時間にサクっと観るのがちょうど(・∀・)イイネ!!

『リアル鬼ごっこ』

鬼は全国の囚人たち。逃げるのは全国の佐藤さんたち。この“鬼ごっこ”は、捕まれば死を意味する究極のサバイバルゲームである。鬼に捕まった佐藤さんは、鋭いワイヤーで身体を真っ二つにされ、また別の佐藤さんは黒塗りのバンでガス室に強制連行。クルマで逃げたり武器を使ったりしたルール違反者の佐藤さんは、有無も言わさずレーザーで身体を切り刻まれてしまう。そんな鬼たちを操っているのが、お手製ダーズ・ベイダーのお面にちょんまげを乗せたようなヘンテコ仮面の王様。見た目はヘボいのに、やることはかなり非道! 豆粒ほどの情も持たない冷酷な王様が、次々と放つ、鬼、鬼、鬼! 多数の鬼が出現するので、豆の補充を忘れずに。でも、食べてもいい豆は「歳の数」だけだ。忘れるな!

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』

修学旅行中、バス事故で地獄に落ちた高校生の大助(神木隆之介)が、地獄のロックバンド「地獄図(ヘルズ)」を率いる赤鬼・キラーK(長瀬智也)と遭遇。大助はキラーKの特訓のもと、生き返りを賭けた地獄巡りを開始するが……!? こちらの鬼は、とにかくクセがすごい! 左手はジミヘン、右手はカート・コバーン、その手で操るスマホは鬼phoneだし、タブレットはもちろん鬼Pad。ド派手な衣装で鬼デコ・ギターをかき鳴らし、なにかっちゅうと「マザッ、ファッカーーーーー!!!!!!」。Charや野村義男、ROLLYなど、ベテランミュージシャンも地獄メイクで総出演するから、バンド野郎も必見! ロックと下ネタと青春を地獄の悪ノリでグルグル巻きにしたクドカン流“鬼太”恵方巻。2017年の恵方の方角「北北西よりやや西」に向かい、大いに笑って福は内!

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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ DVD 通常版