福島県白河市のご当地ヒーロー映画『ライズ ダルライザー -NEW EDITION-』予告編&場面写真

主人公はヒーローでありながら生身の人間、キャストのほとんどが福島県白河市の一般市民であるにもかかわらず、2018年2月に都内で限定公開されるや否やクチコミが広がり、多くの観客が詰めかけた『ライズ -ダルライザー THE MOVIE-』。映画レビューサイトでも軒並み高得点を獲得、再上映を求める声が高まり、このほど、新たに編集を施したニューバージョン『ライズ ダルライザー -NEW EDITION-』が、2019年3月9日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

ダルライザーとは、福島県白河市の名産である“ダルマ”と、「起き上がる」の意味の“ライズ”を組み合わせたヒーロー。本作では、自分で縫製したスーツを身に着けるだけの、まさに我々と同じ“普通の人”が、傷つき成長しながら、愛する者を守るため満身創痍で悪に立ち向かう姿を描く。

この“等身大のヒーロー”を生み出したのは、劇中でも自らダルライザーに扮する和知健明。東京で役者として活動後、白河市に帰郷。2008年に地元活性化のためダルライザーを始め、その活動は地方創生のモデルケースとして注目されている。本作のために『ダークナイト』(2008)などで採用された護身術、KEYSI(ケイシ)の創始者、フスト・ディエゲスに師事し、日本初のKEYSIインストラクターとなり教室を開講。さらには本作の常設館として白河市に映画館をつくるなど、桁違いの情熱によって自身の半生をモデルとした物語を作り上げた。

本作は、9月14日にタイのバンコクで行われた第1回タイ国際映画祭で特別賞にあたるベストプロダクションデザイン賞を受賞。タイ国際映画祭のプロデューサー、アッティラ・ピーター・ミクロシーは「セット、撮影場所、カメラアングル、コスチュームなど、ビジュアル面が素晴らしく、コンセプトと見事に合致している」と受賞理由を述べた。また2019年1月23日よりアメリカのルイジアナで開催される第14回シネマ・オン・ザ・バイユー映画祭の長編コンペティション部門に、日本映画で唯一出品されることも決定した。

『ライズ ダルライザー -NEW EDITION-』
2019年3月9日(土)より、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
監督・脚本:佐藤克則
原作・プロデューサー:和知健明
出演:和知健明 三浦佑介 桃奈 山口太郎 佐藤みゆき 山﨑さやか 田村諭 宮尾隆司 赤城哲也 古川義孝 鈴木桂祐 鈴木裕哉 湯本淳人 緑川順子 フスト・ディエゲス 井田國彦
配給:ダルライザープランニング アムモ98

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