ラジオ体操制定90周年記念!草刈正雄、木村文乃、きたろうらオールキャストによるラジオ体操映像『体操しようよ』

南極ロケに挑んだ超大作『復活の日』、ゴージャスなレーサーを演じた『汚れた英雄』から30数年、NHK大河ドラマ「真田丸」での“男前だけどお茶目”キャラで人気が再燃した草刈正雄が、7年ぶりに映画主演を果たす『体操しようよ』が11月9日より全国ロードショーとなる。このほど、11月1日にラジオ体操制定90周年を迎えたことを記念し、本作のオールキャストによる3分間のラジオ体操映像がお披露目となった。

本作は、定年退職したシングルファーザーの佐野道太郎(草刈正雄)がひょんなことから地元の公園でラジオ体操デビューし、これまで知らなかった様々な世代や立場の人々と関わり、体操会のマドンナへのほのかな恋心を抱くなど、新たな世界を知り変わっていく姿を描く。

ラジオ体操は1928年に「国民保健体操」という名前で制定され、11月1日にNHK東京中央放送局で放送が開始された。菊地健雄監督が監修の上編集したラジオ体操映像は、キャスト全員がラジオ体操第一を行い、映画本編では使用されていない未公開シーンなども収めた必見の映像となっている。また本作は、東京都が行う「みんなでラジオ体操プロジェクト」とコラボレーションしており、東京都公式動画チャンネル「東京動画」(https://tokyodouga.jp/)でも本映像が公開される。

ラジオ体操の思い出と久しぶりにラジオ体操をしてみて

■草刈正雄
子供の頃、家の真ん前が小学校でした。大人も子供もガヤガヤと集まってラジオ体操するのがとても楽しみでした!当時は1クラス50人、10クラスもあって、子供が多い時代でした。スタンプを貰えることも嬉しかった。ビー玉集めみたいな感覚でした。この映画を見たら、ラジオ体操したくなると思いますよ!

■木村文乃
小さい頃は、どうやってサボろうかと考えていました…。この映画で久しぶりにかなりちゃんとラジオ体操をしたんですが、翌日に筋肉痛になりました(笑)。まさかラジオ体操でそうなるとは思わなかったので、意味のある体のためになることなんだな、と思いました。

■きたろう
昔、スタンプを集めるのが嬉しかった。撮影前に、ラジオ体操の先生がきて練習したんだけど、しんどくてイヤになっちゃた(笑)。きっちりするんじゃくて、楽しくやるのが一番だね!

■渡辺大知
僕は神戸出身で神戸体操というものをやっていたので、今回の撮影で初めてラジオ体操を覚えました。とても難しかったです!

■和久井映見
小学校の頃、確か、夏休みにいつも遠くに泊まりに行くときにもカードを持って…というのが良い思い出です。きたろうさんのラジオ体操が自由で、みんなと違う動きをされていて、楽しかったです。

『体操しようよ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:菊地健雄
脚本:和田清人 春藤忠温
出演:草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知(黒猫チェルシー) 徳井優 諏訪太朗 川瀬陽太 山田真歩 片桐はいり 大島蓉子 稲川実代子 木村八重子 加藤満 菅野久夫 平澤宏々路 余貴美子 小松政夫 平泉成 和久井映見
配給:東急レクリエーション

【ストーリー】 38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)。18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)と2人暮らし。定年退職後「これからは自由に生きるぞ!」と意気込むものの、実際には何をしていいのか途方にくれ、しかも一人娘の弓子から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言され家事担当に。ある日地元のラジオ体操会に参加したことで人生の風向きがかわっていく。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせ、彼女からの紹介でラジオ体操会会長の神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得て、年下の同僚で天文マニアの馬場薫(渡辺大知)と、地域の人々の様々な依頼を不器用ながらも取り組むことに。何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎が、周囲から叱咤激励されながら人生を謳歌していく。

©2018『体操しようよ』製作委員会