『RED／レッド』や『きみがぼくを見つけた日』などのヒット作で知られるロベルト・シュヴェンケ監督が母国ドイツで撮り上げた映画『Der Hauptmann』（原題）が、邦題『ちいさな独裁者』として、2019年2月8日より公開されることが決定した。

本作は、ナチス将校の威光を、偶然の成り行きと言葉巧みな嘘によって手に入れた若者が、ヒトラーをも想起させる怪物的な“独裁者”に変貌していく様を映し出す。第二次世界大戦末期の1945年4月、終戦まであと1ヶ月に迫った敗色濃厚なドイツでは、兵士の軍規違反が相次いでいた。そんな中、命からがら部隊を脱走したヘロルトは、打ち捨てられた車両の中で軍服を発見。大尉になりすました彼は、道中出会った兵士たちを次々と服従させ、ついに大量殺戮へと暴走し始める。

『ちいさな独裁者』
2019年2月8日（金） ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
監督・脚本：ロベルト・シュヴェンケ
出演：マックス・フーバッヒャー　ミラン・ペシェル　フレデリック・ラウ
配給：シンカ/アルバトロス・フィルム/STAR CHANNEL MOVIES

【ストーリー】　第二次世界大戦末期の1945年4月。敗色濃厚なドイツでは兵士の軍規違反が相次いでいた。命からがら部隊を脱走したヘロルトは、打ち捨てられた車両の中で軍服を発見。それを身に纏って大尉に成りすました彼は、道中出会った兵士たちを次々と服従させていく。かくして“ヘロルト親衛隊”のリーダーとなった若き脱走兵は、傲慢な振る舞いをエスカレートさせ、ついには大量殺戮へと暴走し始めるが…。

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