出版から110年、L.M.モンゴメリの不朽の名作を映画化!完結編『赤毛のアン 卒業』予告編

世界一美しいと言われるカナダのプリンス・エドワード島を舞台に、想像力豊かでおしゃべりが大好きな少女を描いたL.M.モンゴメリの小説「赤毛のアン」。その不朽の名作を3部作として映画化し、『赤毛のアン』、(2017年)、第2部『赤毛のアン 初恋』(10月5日公開)に続く完結編『赤毛のアン 卒業』が、11月2日より公開となる。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、原作者モンゴメリの思いを受け継ぐ孫娘ケイト・マクドナルド・バトラーの製作総指揮により、本国カナダで3部作として映画化。さまざまな失敗を繰り広げ大騒動を巻き起こしながらも周囲に温かく見守られ、のびのびと成長していくアンは、世代も国境も超えて愛され続け、出版から110周年となる今年は海外でも新装版が続々と発刊されている。日本でも92歳の絵本作家・安野光雅による翻訳絵本「赤毛のアン」(朝日出版社)が話題になり、NHK Eテレの人気番組「100分de名著」では、10月は「赤毛のアン」を取り上げる予定となっている。

予告編では、アン(エラ・バレンタイン)が髪をアップにし大人っぽくなった16歳の姿を見せている。教師になることを夢見てライバルのギルバート(ドゥルー・ヘイタオグルー)に負けるまいと勉強に励むアンだが、そんな時、アンを誰よりも愛してくれたマシュウ(マーティン・シーン)が倒れてしまう。完結編では、名シーンが多い「赤毛のアン」の中でも最も涙が止まらないエピソードである、大きな悲しみを経験するアンの卒業と旅立ちが描かれる。

『赤毛のアン 卒業』
11月2日(金)より、109シネマズ二子玉川ほか全国順次ロードショー
監督:ジョン・ケント・ハリソン
原作:L.M.モンゴメリ「赤毛のアン」
製作総指揮:ケイト・マクドナルド・バトラー
製作:ロス・レスリー
音楽:ローレンス・シュレイジ
脚本:スーザン・コイン
出演:エラ・バレンタイン サラ・ボッツフォード マーティン・シーン ジュリア・ラロンド ドゥルー・ヘイタオグルー

【ストーリー】 アンは教師を目指して、ギルバートやルビーらとクイーン学院を受験し合格。しかし親友ダイアナは親に進学を許されず地元に残る。初めての下宿生活でホームシックにかかりながらも、悲願の大学奨学金を獲得して卒業するアン。そんなアンの成長を喜ぶマシュウとマリラだったが、彼らには少しずつ老いが迫っていた。弱っていくマシュウを見て「私が男の子だったらもっとマシュウの助けになれたのに」と言うアンに「お前は自慢の娘じゃないか」とマシュウは優しく微笑むのだった。その直後、マシュウが倒れ…。胸が張り裂けそうな悲しい別れを経験し、アンは人生の大きな決断をする―。

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