ヒロイン役で広瀬アリスが出演!唐沢寿明 主演ドラマ「ハラスメントゲーム」

ドラマ「白い巨塔」、「14才の母」、「BG~身辺警備人~」など、長年多数の話題作を手掛けてきた人気脚本家・井上由美子による書き下ろし同名長編小説をドラマ化した、唐沢寿明主演のテレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」が、10月15日夜10時よりテレビ東京系にて放送開始となる。このほど、ヒロイン・高村真琴役で広瀬アリスの出演が発表された。

企業の「コンプライアンス」をテーマとした本作は、社内に起こる様々なハラスメント問題を、奇抜なアイデアと手法で解決してゆく主人公と仲間たちの活躍を1話完結シリーズとして描いていく。唐沢演じる主人公・秋津渉(あきつわたる)は、スーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」の富山支店長。ある事情から左遷され、家族で地方に移り住んでいたが、ある日、コンプライアンス室長として本社に呼び戻される。そこには、社長や取締役たちのある思惑が隠されていた。

広瀬が演じる高村真琴は、自分の意見を持っており、物おじせずに時に上司にもきちんと意見をすることが出来る、芯のある女性。上司の秋津と真琴の2人しかいないコンプライアンス室に所属している。左遷のたらいまわしでコンプライアンス室長としてやってきた変わり者の秋津の言動に対して、ツッコミを入れるしっかり者であるが、その反面、自分のこととなると無頓着な一面も…。

■広瀬アリス(高村真琴役) コメント
Q:広瀬さんが演じる真琴はどんな役柄ですか?
今回私が演じる高村真琴は、とても芯のある女性です。台本を読み始めた頃は、すごく無機質な女の子だなと感じていました。でも、監督と色々話をする中で、仕事が好きでビシバシ物事を言うけれど、自分の働く(マルオー)スーパーをとても愛しているという事を聞き、無機質とまではいかないんだなと。言いたいことをちゃんと言うところや、意思をしっかり持っているところはわりと自分と似ているのかなと思います。

Q:役作りで気を付けていることは?
真琴は、セリフではある意味過去一番難しいかなと思います。難しい専門用語をたくさん並べ、業務的な言葉遣いでかなり早口で話すことが多く、これまでそういう役はなかったので、楽しみでもあり、もっともっと今よりも頑張らなきゃと。これだけバリバリのキャリアウーマンを演じるのは初めてで、パンツスーツやストレートの髪型でのお仕事もほぼなかったので、かっこよくジャケットを着こなせるよう、すっと背筋が伸びます。また、今までにない役柄への挑戦になると思っています。

Q:コンプライアンスがテーマのドラマについて
最近コンプライアンスは本当に頻繁に聞く言葉ですね。厳しい世の中になってきているのでタイムリーな作品になるのではないかと思います。ハラスメントやコンプライアンスという言葉は分かるのですが、大まかな知識しかありませんでしたので、今回のドラマを通して勉強できたらいいなと思いますし、みなさんにも知っていただければ嬉しいなと思います。コンプライアンスと聞くと堅苦しいドラマだと思われるかもしれませんが、唐沢さん演じる秋津がすごくユーモアのあるキャラクターなので、そうはならないんじゃないでしょうか。

Q:みどころは?
人間らしいシーンがすごく多い作品なので、そこを楽しんでいただけたらなと。そして、色んなキャラクターの方たちが出てくるので、そこを楽しみつつ、私は20代のフレッシュな感じを出していきたいと思います(笑)

「ハラスメントゲーム」
10月15日(月)夜10時 テレビ東京系にて放送スタート
※10月19日(金)夜9時 BSテレ東にて放送スタート
監督:西浦正記 関野宗紀 楢木野礼
原作:井上由美子「ハラスメントゲーム」(河出書房新社)※10月6日(土)発売
脚本:井上由美子
主題歌:コブクロ「風をみつめて」
出演:唐沢寿明 広瀬アリス

【第1話 ストーリー】 業界大手の「マルオースーパー」練馬店に、1円玉がメロンパンに混入していたとのクレームが入る。コンプライアンス室の高村真琴曰く、売場主任・佐々部が昨夜、不審な電話を受けたといい、その内容から女性社員によるパワハラ絡みの犯行を疑う。だが新店舗への影響を恐れた社長・丸尾は警察に届けることを拒む。そんな中、富山中央店店長・秋津(唐沢寿明)に突然本社への異動命令が下り…。