映画『体操しようよ』 × 東京都「みんなでラジオ体操プロジェクト」タイアップ決定!小池都知事と菊地監督がイベントに登場

南極ロケに挑んだ超大作『復活の日』、ゴージャスなレーサーを演じた『汚れた英雄』から30数年、NHK大河ドラマ「真田丸」での“男前だけどお茶目”キャラで人気が再燃した草刈正雄が、7年ぶりに映画主演を果たす『体操しようよ』が11月9日より全国ロードショーとなる。このほど、本作と東京都「みんなでラジオ体操プロジェクト」のタイアップが決定し、そのキックオフイベントが7月24日に都庁にて行われ、小池百合子都知事と菊地健雄監督が登壇した。

東京都では、東京2020オリンピック・パラリンピック大会への気運醸成と都民・国民の健康増進を目的として、誰もが知っているラジオ体操を活用した「みんなでラジオ体操プロジェクト」を実施する。今年度も大会開催期間にあたる7月24日から9月6日までを重点期間と位置づけ、キックオフイベントを7月24日に都庁にて実施。イベントでは「未来(あした)への道 1000km 縦断リレー2018」のグランドスタート式(青森会場)との中継をむすび、ラジオ体操を実施するほか、今年度本プロジェクトと広報連携する映画『体操しようよ』の菊地監督とラジオ体操のPRが行われ、タイアップグッズ(ポスター、ラジオ体操カード)がお披露目された。
東京都の「ラジオ体操特設webページ」(https://www.radio-taiso-project.jp/

■小池百合子都知事 コメント
『体操しようよ』は草刈正雄さんとラジオ体操が面白い組み合わせですね。ラジオ体操は、あの音楽を聞くだけでみんなそろって体操できる。すごいことです。毎日、毎朝、365日続けている人がたくさんいる。汗をかいて、地域の絆を深める。都庁でも、14:55のテレビ番組にあわせて、ラジオ体操しています。そのため14:58くらいに毎日都庁が揺れています(笑)。

■菊地健雄監督 コメント
定年退職した男がラジオ体操を通して、娘や地域との関係を見つめなおす作品です。男前の草刈正雄さんがジャージでラジオ体操する姿はコミカルで、面白い作品になりました。草刈さん演じる道太郎が、最初はぎこちなく、次第にうまくなって、ラジオ体操会のメンバーとも仲良くなっていきます。ラジオ体操は、誰もが覚えていて、簡単で、全国各地で行われている。体操会を通じて地域とのつながりができていくことも魅力です。僕の両親、義父もラジオ体操をやっています。毎朝、汗をかいて、ちょっと話して、別れる。あまり深くない関係も、内気な両親にぴったりです。日々の活力になっているようです。

▲コラボポスター

『体操しようよ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:菊地健雄
脚本:和田清人 春藤忠温
出演:草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知 和久井映見
配給:東急レクリエーション

【ストーリー】 38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)。18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)と2人暮らし。定年退職後「これからは自由に生きるぞ!」と意気込むものの、実際には何をしていいのか途方にくれ、しかも一人娘の弓子から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言され家事担当に。ある日地元のラジオ体操会に参加したことで人生の風向きがかわっていく。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせ、彼女からの紹介でラジオ体操会会長の神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得て、年下の同僚で天文マニアの馬場薫(渡辺大知)と、地域の人々の様々な依頼を不器用ながらも取り組むことに。何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎が、周囲から叱咤激励されながら人生を謳歌していく。

©2018『体操しようよ』製作委員会