『アザーズ』のアレハンドロ・アメナーバル監督の8年ぶりとなる長編で、第63回サン・セバスチャン国際映画祭に正式出品された映画『リグレッション』が9月15日より公開となる。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。
本作は、1980年から90年初頭のアメリカにおいて、悪魔崇拝者による儀式が次々と告発され、社会問題にまで発展したという実話に着想を得て作られたサスペンス。物語の舞台は、1990年の米ミネソタ。ブルース・ケナー刑事は、父親による虐待を訴えた少女アンジェラの事件を担当するが、訴えられた父親も訴えた少女も記憶が曖昧だった。ケナー刑事は、著名な心理学者の協力を仰ぎ事件の真相を追うが、少女の記憶を探っていくうち、街の各地で起こる他の事件との関連を疑い始め、やがて巨大な闇の存在が明らかとなる。
主人公ブルース・ケナー刑事には、アカデミー賞ノミネート作『6才のボクが、大人になるまで。』や『ビフォア』シリーズなどのリンクレイター監督作品、『マグニフィセント・セブン』など、様々なジャンルの作品に出演し、映画監督、作家としても活躍するイーサン・ホーク。父親による虐待を訴えた少女アンジェラを、『ハリー・ポッター』シリーズや『美女と野獣』のエマ・ワトソンが演じる。さらに、事件の真相解明のために協力する心理学者役で、『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生でお馴染みのデヴィッド・シューリスが出演する。
『リグレッション』
9月15日(土)、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー
監督・脚本・製作:アレハンドロ・アメナーバル
音楽:ロケ・バニョス
出演:イーサン・ホーク エマ・ワトソン デヴィッド・シューリス デヴィッド・デンシック デイル・ディッキー ロテール・ブリュトー デヴォン・ボスティック
配給:ポニーキャニオン
【ストーリー】 1990年、アメリカ・ミネソタ。刑事のブルース・ケナーは、父親の虐待を告発した少女アンジェラ・グレイの事件を取り調べる。驚くべきことに、訴えられた父は、記憶がないにも関わらず罪を認め、ケナー刑事は著名な心理学者の協力を仰ぐことに。アンジェラの記憶をたどりながら事件の真実を追うケナー刑事は、やがてこの町に秘められた恐るべき巨大な闇に迫っていく。
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