日本でも空前の社会現象となり、その後の海外ドラマブームの先駆けとなった「ツイン・ピークス」、その25年ぶりの新シリーズ「ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ」のBD&DVD発売記念イベントが都内で行われ、お笑い芸人の野性爆弾くっきーが登壇した。
映画界の鬼才デヴィッド・リンチが製作総指揮を手掛け、海外ドラマの常識を打ち破った「ツイン・ピークス」。 最終回でローラ・パーマーがクーパー捜査官に「25年後に会いましょう」と告げた、まさにその“25年後”の世界が描かれた本作では、デヴィッド・リンチが製作総指揮・監督・脚本を全18話すべてで務めており、まさにデヴィッド・リンチの集大成ともいえる作品だ。
“世界一美しい死体”として有名なローラ・パーマーのモノマネでビニールを被りながら登場したくっきー。「25年前は高校生でしたけどCMでよく観てて、ビニールに入った死体が印象に残ってたんでやってみました。本編はピクリとも観てません。ツイン・ピークスっていう町おこしのドラマですよね?」と、PRイベントでは珍しく、1話も観ていないことを登場早々に告白するなど、くっきーワールド全開で会場を沸かせた。25年ぶりの新シリーズに、オリジナルキャストのほとんどが同役で続投していることについて聞かれると、「それはすごいですね!『ハリー・ポッター』ですら違和感感じたのに!気づいたらりあるキッズの安田くらいになってましたもん」と後輩の名前を挙げ独特の表現で笑わせた。
さらに“デヴィッド・リンチが全章を監督&脚本&出演”していることについて、同じく脚本・監督・主演を務めた経験もあるくっきーは「被ってるわ~デヴィッド・リンチは出たがりさんなんですね!気持ちわかるりますわ。私も出たがりさんなんで!」と強く共感した様子。さらに本作に出演予定だった故デヴィッド・ボウイに捧げられた追悼シーンが収録されているなど、音楽に精通している部分も共通点だが、もし続編に音楽提供を求められたら?の質問には「断りますよ。それは自分でやりなはれと。でも『ツイン・ピークス:お江戸で候』が出たら受けます」とハチャメチャな答えで会場を沸かせた。また、日本限定オリジナルジャケットのクーパー捜査官が本編で言ってそうな一言を聞かれると「しじみ?ホタテ?って定食屋のおばさんに聞いてますね。海外の人やからわからないんですよ。ここはこだわらせてもらいました。僕の感性がデヴィッド・リンチと一緒です」と大真面目な顔で回答した。最後にくっきーは、「今日ツイン・ピークスをうっすらとでも知れて、私の人生において財産になった。観てない方仰山いると思う。どうか観ていただきたい」と本人曰く“古畑任三郎”の間で作品をアピールした。
『ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ』
7月4日(水)リリース
■Blu-ray:『<数量限定生産>ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ Blu-ray BOX』 ¥19,800(税抜)
■DVD:『ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ DVD-BOX』 ¥12,800(税抜)
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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