100年前の南の島、ある家族の物語。ロバート・フラハティ監督作品『モアナ 南海の歓喜』9月公開決定!

『極北のナヌーク』で知られる、ドキュメンタリー映画の始祖ロバート・フラハティがカメラに南の島の暮らしを収めたドキュメンタリー『モアナ 南海の歓喜』が9月15日より公開される。

“ドキュメンタリー”という言葉は、1926年の本作公開時に、新聞の映画評で使われたことが起源とされている。無声だった作品に1980年、娘のモニカ・フラハティ監督が現地の人々による本物の音や会話、民謡を録音し付け加えた。更に2014年に施された最新のデジタル技術により生まれ変わった。『モアナ 南海の歓喜』は圧倒的な映像で生きることの美しさと人間が持っている本来の輝きを見せてくれる。

南太平洋の島サモア。自然豊かなこの島で、人々はいつものようにタロイモを採り、海に出て魚を採ってつつましく暮らしていた。ただお祝いの儀式だけは特別だ。結婚を控えるモアナは、成人男性のしるしであるタトゥーを施し、婚約者とともに歓喜の踊りを舞い、いよいよ挙式が始まったー。

『モアナ 南海の歓喜』
9月15日(土) 岩波ホールにてロードショー
監督:ロバート・フラハティ
共同監督:フランシス・フラハティ モニカ・フラハティ
配給:グループ現代

©2014 Bruce Posner-Sami van Ingen. Moana © 1980 Monica Flaherty-Sami van Ingen. Moana © ℗1926 Famous Players-Laski Corp. Renewed 1953 Paramount Pictures Corp.