山田孝之と長澤まさみが主演を務める映画『50回目のファーストキス』が6月1日に公開となるのに先立ち、本作の本予告映像がお披露目となった。併せて、本作の主題歌が平井堅の書き下ろし楽曲「トドカナイカラ」に決定した。
本作は、ハワイのオアフ島を舞台に、記憶障害で前日の出来事を全て忘れてしまう瑠依(長澤まさみ)と、そんな彼女に一目惚れした大輔(山田孝之)との恋の行方を描いたラブストーリー。監督と脚本は、『銀魂』、『斉木楠雄のΨ難』を手がけ、2017年ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた福田雄一が務める。
予告編では、大輔がカフェで瑠依に一目惚れするシーン、ハワイの美しいロケーションでの二人のデートや「ファーストキスって最高!」と叫ぶ瑠衣などのロマンティックな映像、そして一転して、苦悩する瑠衣と涙を流す大輔の姿などを捉えている。
そして、予告の映像とともに、平井堅が担当する主題歌「トドカナイカラ」も初お披露目となった。これまでにも数多くの映画主題歌を担当してきた平井が今回のために書き下ろした新曲は、どんなに好きな人に気持ちを伝えても次の日には相手の記憶が消えてしまうという本作の切なさに寄り添った、渾身のラブソングとなっている。平井の起用理由について、松橋真三プロデューサーは「最近、恋愛映画はティーンのものになって、大人が観たいものが少なくなっている印象があります。『50回目のファーストキス』で、我々は恋愛映画を大人に取り戻したいと思っています。そのために、どうしても平井堅さんの力が必要でした」と語っている。
■平井堅 コメント
オリジナル映画も大好きだったので、このお話を頂いた時は勝手にデスティニーを感じました(笑)。愛とは継続するものだけれど、実は日々忘れて思い出しての繰り返しの中で構築され、磨かれていくものなのかもしれない。そんな思いで書きました。“トドカナイカラ”がトドキマスヨウニ。
■松橋真三(プロデューサー) コメント
最近、恋愛映画はティーンのものになって、大人が観たいものが少なくなっている印象があります。『50回目のファーストキス』で、我々は恋愛映画を大人に取り戻したいと思っています。そのために、どうしても平井堅さんの力が必要でした。映画のエンドで、愛する人を絶対に幸せにするという強い決意が、平井堅さんの主題歌とともに私たちの胸に強く響きます。愛することは決して甘いだけではないかもしれない。でも、愛の力を信じて生きて行きたいと思うのです。映画も主題歌も傑作です。ぜひ公開を楽しみにお待ちください。
『50回目のファーストキス』
6月1日(金)全国ロードショー
監督・脚本:福田雄一
出演:山田孝之 長澤まさみ ムロツヨシ 勝矢 太賀 山崎紘菜 大和田伸也 佐藤二朗
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【ストーリー】 ハワイのオアフ島。ツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしている、プレイボーイの大輔は、ある日、カフェで瑠依という明るくて魅力的な地元の女性と出会う。たちまち意気投合する2人だったが、翌朝会った瑠依は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠依は、新しい記憶が一晩でリセットされるという事故の後遺症を患っていた。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日初対面の彼女をあの手この手で口説き落とす。2人は毎日恋に落ち、毎日ファーストキスを繰り返す。しかし、ふとした事件で瑠依は自分の記憶のズレに気づき、苦しむことに。そのことすら1日で忘れてしまうのだが、このままでは瑠依の人生は失われたままだと考えた大輔は、彼女のために、ある“新たな試み”を仕掛ける。
(C)2018 『50回目のファーストキス』製作委員会