=LOVE(イコラブ)12名が登壇!『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』初日舞台挨拶レポート①

昆虫型生命体“バグ”と人類の戦争をポール・バーホーベン監督が描いた90年代を代表するSF映画『スターシップ・トゥルーパーズ』。いまだ根強いファンに支持されているこの作品の公開20周年を記念して製作されたシリーズ5作目となる劇場版長編フルCG映画『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』が2月10日に公開され、ボイスキャストとして出演を果たした声優ユニット「=LOVE」の12名のメンバーが、新宿ピカデリーで行われた上映後の舞台挨拶にそろって出席した。

=LOVE登壇オフィシャル

オーディションの末、ヒロインのタミ・カマチョ役を勝ち取った佐々木舞香は、最初にカマチョ役を告げられた瞬間について「12人が並んでいて、みんなどんどん名前呼ばれていくけど、私だけずっと呼ばれず『なんだよ~』と思ってたら、最後の最後に『カマチョ役は佐々木舞香さんです』と言われて…。『どうしよう!?』って気持ちでした。みんな、頑張ってたので、みんなの分も…という気持ちで。実感したのは家に帰ってからで『ヤバい!お母さんに言わなきゃ』って連絡しました。それくらい嬉しかったのを覚えてます」と振り返った。

その後、練習を積んで命を吹き込んだカマチョ役については「徐々に成長していく過程がわかると思います。最後の最後、ホントにかっこよくなるので、その過程を見逃さず、どこのシーンと言わず、全部、真剣に見てください!」と呼びかけた。

ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」を通じてのオーディション企画で1位を獲得して、自身と同じ名前のサナ役を勝ち取った諸橋沙夏は「一生懸命な姿を見てくださって、ファンの方が『頑張ってほしい』と応援してくださって1位になれたと思っています。本当に嬉しいです」とファンに感謝。空港グランドスタッフのサナだが「最初は『快適な空の旅を』というセリフがぎこちなくて上手く言えなくて…(苦笑)」と明かし、さらにその後に飛び出す過激な「いかれサイキック野郎!」というセリフについては「最初、怖くてどうしても言えず…。(メンバーの野口)衣織が、こういうセリフはうまそうなので(笑)、『衣織ならどう言う?』と聞いたら、それっぽく言ってくれたので、それを聞いて『いかれサイキック野郎!』って言いました」と語り、会場を笑いに包んだ。

メンバーそれぞれ、お気に入りのシーンや、ひと言ではあるが自身の出演シーンについてアピール。齋藤樹愛羅と野口衣織は、声優の内田彩と共演し、出演シーンで絡みがあったことに大興奮。特に野口は、内田が演じるエイミー・スナップにインタビューするインタビュアーという役どころだったが「(インタビューは)受け答えが大事と思って練習したんですが、(内田が)私の練習とは(次元の)違う領域の吹替をしてらっしゃって…。そんな演技あるんだ!と勉強になったシーンが盛りだくさんでした」と感激した様子で語った。

広島出身の山本杏奈は「今回、標準語でしゃべれていたかを確認してください!」と語り、大谷映美里は「戦闘中、ハラハラドキドキして見ていただけると思います」と作品のクオリティに胸を張る。

また、自身のシーンではなく他のメンバーのセリフを推すメンバーも。髙松瞳は、大谷が発する「イーグル・ツー・クリア!」というセリフが「全部のシーンの中で一番好きです」と猛アピール。大場花菜は「舞香さんのあの叫び声に注目して!」と語り、佐竹のん乃は「(音嶋)莉沙がやっている役のところが好きで、メンバーの間でもモノマネしてるくらいです(笑)」と明かす。

齊藤なぎさは、自らの出演シーンについて「短いセリフなので見つけられる方は少ないかも…。見つけてくださったら嬉しいです」と語り、瀧脇笙古も「私もひと言なので、ひとりでも多くの方に見つけていただけたら嬉しいです」とアピール。音嶋は「私の役は、12人の中で一番最後に出てくるので、寝ないように気をつけてください!」と呼びかけていた。

トーク後には、メンバー12名1人ずつのサインが入った台本12冊、全員のサイン入り台本1冊を抽選でプレゼントする大盤振る舞いの「お宝大抽選会」を開催し、当選したファンは歓喜の声を上げていた。

佐々木舞香がメンバーを代表して行った最後の挨拶で、「2月14日8:30から開催の“=LOVEからバレンタインチョコプレゼント上映”も是非、来てくださいね」と付け加え、初日舞台挨拶を終えた。

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『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』
2月10日(土) 2週間限定全国ロードショー中(吹替版のみ)
監督:荒牧伸志 松本勝
出演:小山力也 上坂すみれ 小野賢章 喜多村英梨 内田彩 寺島惇太 =LOVE
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 はぐれ小隊VSバグVS連邦軍、火星を制するのは誰だ!舞台は地球の植民惑星となった火星。戦争とは無縁のこの星で、歴戦の猛者リコは“はぐれ小隊”と呼ばれる落ちこぼれ新兵の訓練に当たっていた。だが、平和であるはずの火星に、突如バグの群れが出現する。背後には、地球の総司令官の陰謀が潜んでいた。戦士の自我を取り戻すため、そして火星を守るため、リコははぐれ小隊を率いて立ち上がる。先に待つのは救済か、地獄か?!

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