ソフィア・コッポラ監督最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が2月23日より全国ロードショーとなる。このほど、本作で女学生を演じるエル・ファニングの場面写真が公開された。
本作は、トーマス・カリナンの小説「The Beguiled」を女性目線で実写化したソフィア・コッポラ監督初のスリラー作品。コッポラ監督は、昨年のカンヌ国際映画祭で女性監督としては56年ぶり、史上2人目の監督賞を受賞した。ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、コリン・ファレルら豪華キャストが顔を揃えるなか、エルは2010年の『SOME WHERE』以来2度目のコッポラ監督作への出演となる。
エルは、女子寄宿学園に暮らす少女アリシアを演じ、性への興味から、学園に運ばれた負傷兵マクバニー(コリン・ファレル)に対して挑発的な態度をとっていく。場面写真で捉えているのは、可愛らしさの中にも何か企みがあるような目つきでこちらを見つめるエルと、コリン・ファレルとの2ショットのシーン。コリン・ファレル演じる負傷兵マクバニーに、学園の女性たち皆が心を奪われていくなかで、エル演じるアリシアはどのように彼の心を掴もうとするのか、期待が膨らむ場面となっている。
『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』
2018年2月23日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開
監督:ソフィア・コッポラ
出演:ニコール・キッドマン エル・ファニング キルスティン・ダンスト コリン・ファレル
配給:アスミック・エース、STAR CHANNEL MOVIES
【ストーリー】 アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは…。
©2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.