人気劇団ヨーロッパ企画の代表であり、『サマータイムマシン・ブルース』や『夜は短し歩けよ乙女』など数々の話題作で脚本を手がけてきた上田誠の初監督映画『君は映画』が、2026年6月19日(金)より全国公開される。このたび、ギミックの効いたポスタービジュアルと、本編映像初出しとなる特報映像が解禁された。

本作は、映画館「トリウッド」がある下北沢の実在のビル「シェルボ下北沢」を舞台にした“下北沢ギミックコメディ”。『ドロステのはてで僕ら』『リバー、流れないでよ』に続く、場所にあて書きした独創的な構造を持つ映画となっている。
物語の主人公は、下北沢で劇作家として活動するマドカと、三軒茶屋でバンド活動をするカズマ。ある日、2人が下北沢の映画館トリウッドで映画を観ていると、互いの日常の出来事が“映画”としてスクリーンに映し出されるという奇妙な現象が起きる。さらに映画館の隣にあるバー「グッドヘブンズ」や居酒屋「三日月ロック」でも問題が発生。マドカとカズマはその不思議な“構造”を利用して解決を試みるが、互いの映画が影響し合い、事態は思いもよらぬ方向へと展開していく。
W主演の一人、劇作家マドカを演じるのは伊藤万理華。上田誠とはドラマ「時をかけるな、恋人たち」、舞台「リプリー、あいにくの宇宙ね」に続く3度目のタッグとなる。もう一人の主人公、バンドマンのカズマを井之脇海が演じる。さらに前田旺志郎、菊池日菜子、金子鈴幸、三河悠冴、今井隆文、ザ・ギースの尾関高文と高佐一慈らが出演し、ヨーロッパ企画のメンバーも集結する。
今回解禁されたポスタービジュアルは、「映画に観られてた。」というキャッチコピーを象徴するユニークな構図が特徴。映画館の客席に座るマドカとカズマの姿がスクリーンに映し出され、その様子をさらに巨大な2人が見つめているという“だまし絵”的な構造となっている。ビジュアルデザインは映画監督としても活動するグラフィックデザイナー・東かほりが手がけた。
特報映像では、下北沢の街並みと青春映画のような雰囲気で始まる導入から、カズマの「えっ、なにこの映画?」というセリフをきっかけに状況が一変。劇団員たちの舞台、バンドメンバーのトラブル、さらには銃声が響く緊迫のシーンなど、日常と非日常が交錯する“構造映画”の世界観が垣間見える内容となっている。特報の演出は『ドロステのはてで僕ら』『リバー、流れないでよ』の山口淳太が担当した。
また、本作の主題歌はAnalogfishとmooolsによる「Heisei Imokempi Ondo」に決定。左右チャンネルで異なるバンドが演奏するというユニークな録音手法が採用されている。さらに劇中音楽は青木慶則が担当する。
公開に先立ち、世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるブリュッセル・ファンタスティック映画祭でのワールドプレミア(4月5日)をはじめ、台北金馬ファンタスティック映画祭、ブラジルのファンタスポア映画祭への正式出品も決定。海外映画祭で注目を集めてきた上田誠作品の流れを受け、本作にも期待が高まっている。
▼特報映像
■作品情報
タイトル:君は映画
公開日:2026年6月19日(金)全国公開
出演
伊藤万理華
井之脇海
藤谷理子/金丸慎太郎
前田旺志郎 菊池日菜子 金子鈴幸 三河悠冴 今井隆文
尾関高文(ザ・ギース) 高佐一慈(ザ・ギース)
石田剛太 酒井善史 土佐和成 角田貴志 諏訪雅 永野宗典
監督・脚本:上田誠
主題歌:Analogfish × moools「Heisei Imokempi Ondo」
音楽:青木慶則
配給:TOHO NEXT、トリウッド
2026年/カラー/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/68分
©ヨーロッパ企画/トリウッド 2026

