第73回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に正式招待された映画『災 劇場版』が、2月20日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開される。このたび、本作の本予告映像が解禁となった。

本作は、映像表現で国内外から注目を集める監督集団「5月」の関友太郎と平瀬謙太朗が、監督・脚本・編集を手がけたサイコ・サスペンス。長編デビュー作『宮松と山下』に続き、2作連続でサン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に選出される快挙を達成した。主演は香川照之。中村アンをはじめ、松田龍平、坂井真紀、竹原ピストル、藤原季節、じろう(シソンヌ)ら実力派キャストが脇を固める。
解禁された本予告は、「私たちの日常は、なんの前触れもなく悲劇に襲われることがある。人々はそれを“災い”と呼んだ。」という不穏なテロップから幕を開ける。女子高生、運送業の男、ショッピングモールの清掃員、市民プールに通う主婦、理容師、旅館の支配人など、どこにでもある平凡な日常が映し出される一方で、事故や自殺と処理される不可解な死が次々と示唆されていく。
捜査にあたる刑事・堂本(中村アン)は、若手刑事(宮近海斗)や同僚刑事(竹原ピストル)と意見を交わしながら、事件の裏に潜む違和感を追っていく。そして予告の後半では、ティザーでは断片的にしか描かれなかった“男”(香川照之)の存在が、さまざまな姿となって徐々に露わに。漁師、清掃員、教師、主婦の視界に紛れ込むその姿は、観る者に底知れぬ恐怖と緊張感を与える。
エレベーターの中で“男”と堂本が二人きりになるラストカットでは、登場人物が気づかぬまま、観客だけが危機を察知する構図が強烈な余韻を残す。キャッチコピー「誰もが、自分には関係ないと思っていた」が象徴するように、日常に潜む“災い”の正体を描き出す予告編となっている。
本作はWOWOWの「連続ドラマW 災」を再構築し、劇場映画として新たな恐怖表現を追求した作品。英題は「SAI: disaster」。日常の隙間に入り込む“説明不能な存在”を通して、観る者の価値観を揺さぶるサイコ・サスペンスとして完成した。
▼本予告
■作品情報
タイトル:災 劇場版(さい げきじょうばん)
英題:SAI: disaster
公開日:2026年2月20日(金)
公開館:新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演:香川照之/中村アン/竹原ピストル/宮近海斗/中島セナ/松田龍平/内田慈/藤原季節/じろう(シソンヌ)/坂井真紀/安達祐実/井之脇海
監督・脚本・編集:関友太郎、平瀬謙太朗
音楽:豊田真之
配給:ビターズ・エンド
制作プロダクション:AOI Pro.
製作著作:WOWOW
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