深津絵里「一徳さんと親子、香川さんと夫婦、楽しみ」、香川照之「直美さんとのお芝居は完全にスポーツ」藤山直美「最後のオンナ」追加キャスト発表!

テレビ東京開局55周年特別企画として、藤山直美が主演を務める新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」が、2020年1月6日にテレビ東京にて放送される。このほど、追加キャストとして、岸部一郎、深津絵里、香川照之が出演することが発表された。

創業95年を迎えたおかき屋の老舗「皆川堂」。現社長・皆川雄一郎は、亡き妻の墓参り中に、浅草でスナック「ビーナス」を営む、初恋の人に瓜二つの山田美奈子と出会う。その出会いから1ヶ月、雄一郎の娘・小百合の婿である大介は、雄一郎がスナックに入り浸り、美奈子と仲良さげにする姿を偶然目撃。やがて二人の交際が発覚する。ショックを受けた小百合は、財産目当てを疑い、二人の関係を認めようとしない。“最後の女”だと宣言する父の恋を、娘は応援できるのか?その先に待ち受ける意外な結末とは?

新たなキャストとして、主人公のスナック「ビーナス」のママ・山田美奈子(藤山直美)と恋仲となる皆川雄一郎を演じるのは、藤山が19歳の頃からの長い付き合いだという、個性派ベテラン俳優・岸部一徳。テレビ東京のドラマ出演は「模倣犯」以来4年ぶりである。そして、おかき屋の老舗「皆川堂」の社長・皆川雄一郎の娘・皆川小百合を、藤山直美との共演が夢だったという実力派女優・深津絵里。小百合の夫で入り婿・皆川大介を、幅広く活躍する俳優・香川照之が演じる。香川がテレビ東京のドラマに出演するのは、今回が初となる。藤山直美と岸部一徳の恋愛模様はどのような展開になるのか?そして初共演となる深津絵里と香川照之は、どんな夫婦役を演じるのか?

■岸部一徳(皆川雄一郎役) コメント
Q:オファーを受けたとき。
直美さんが主演となると、ちょっとコメディータッチとか、そっちのほうのドラマかなと人は思うと思うのですが、意外とコメディとか喜劇って普通のドラマよりむつかしいんです。でもこのむつかしいというところに挑戦するという楽しみがあります。普通のいわゆるシリアスなドラマ以上の何かが必要になってくるので、そういう意味では藤山さん、香川さん、深津さんの力がここに集まって、そういった面白いドラマになればいいなと思っています。

Q:役作りについて。
僕にとっては久しぶりの恋愛だったので(笑)。直美さんとは夫婦はありましたが、そういう“恋”関係の役はなかったのかな?久々に会ってドキドキしながら言葉がうまく出ないみたいな気分を味わって楽しんでいます。

Q:視聴者へメッセージ。
このドラマの何が一番と言えば、キャスティングだと思います。このメンバーが集まることは意外とない。藤山さんを中心にして集まったということですが、どんな話をするのか、この人たちがどんなドラマを見せてくれるのか楽しみかもわからないです。(“この人たち”の中に)僕も入れておきましたけどね(笑)。でも、何といっても藤山直美さんを楽しんでいただきたいなと思います。

■深津絵里(皆川小百合役) コメント
Q:オファーを受けたとき。
本当に嬉しかったです。いつか直美さんとご一緒したいと秘かに思い続けていたので。やっと叶いました。それに一徳さんと親子を演じられるなんてとても素敵だなぁと。初共演の香川さんと夫婦になれるのも楽しみです。

Q:役作りについて。
最近には珍しいホームドラマなので、日常の何でもないことをさりげなく伝えられたらと思っています。あとは撮影現場のライブ感。そこで生まれるもの、それだけを大事にして、とにかく集中したいです。

Q:視聴者へメッセージ。
観てくださる方がその時間、ちょっとでも嫌なことや面倒くさいことを忘れて、椅子の背もたれに背を付けて「あぁー…」ってなれる、そんなほっとできて、楽しんでいただける作品になるように頑張りたいと思います。

■香川照之(皆川大介役) コメント
Q:オファーを受けたとき。
最初に聞いた時は本当に直美さんと共演させて頂くのも久しぶりで、ただただ「嬉しい」と思いました。昔の若い時のような…本をもらって「あ、嬉しい!こういうのができる!」という感覚が久しぶりに戻ってきたような錯覚を味わえましたね。

Q:役作りについて。
直美さんと一徳さんのコンビはすごい憧れで。それぞれと共演させて頂いたことはあるんですけど、このお二人が一緒の現場っていうのは初めてだと思うんです。お二人が作る世界観に反応することが第一で、役作りはいらないとすら言えるかもしれないです。直美さんとのお芝居は、今までの経験では完全に「スポーツ」なので、反応と、一瞬のアイデア、そこに向かっていくスピードと、いつ蹴り込むかシュートだけを狙っています。つまり、作るというより反応する、ライブ感のほうに神経を傾けるのがこの現場では最優先すべきことかなと思いました。

Q:視聴者へメッセージ。
昭和の逆襲のような、昭和の底力のようなものが、このドラマに宿るんではないかなと思うんですね。この撮り方で撮り切ったらすごいなと。平成・令和の、テストからまわしていくようなご時世に、昭和のやり方でずっとやって、内容もホームドラマという、昭和のいいところを全部切り取って時代を戻した感じがするので、そこも見どころの一つになってるのかなと思います。

テレビ東京開局55周年特別企画 新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」
2020年1月6日(月)夜8時より、テレビ東京系にて放送
監督:松田秀知
脚本:吉田紀子
音楽:サキタハヂメ
出演:藤山直美 岸部一徳 深津絵里 香川照之

【ストーリー】 創業95年を迎えたおかき屋の老舗「皆川堂」。現社長・皆川雄一郎(岸部一徳)は、外面はいいが家では無愛想でケチ。そんな父の立ち振る舞いにイライラする、雄一郎の娘・小百合(深津絵里)もまたかなりの毒舌で見栄っ張りな性格だ。似た者同士の親子に、婿で専務の大介(香川照之)はいつも気を揉んでいる。そんな折、雄一郎は亡き妻の墓参り中に、浅草でスナック「ビーナス」を営む山田美奈子(藤山直美)と出会う。しかも“昭和な男”の雄一郎が、お茶に誘うという意外な行動に。なぜなら彼女は初恋の人に瓜二つだったのだ。そんな運命の出会いから1カ月。大介はスナックに入り浸り、美奈子と仲良さげにする雄一郎を偶然目撃。やがて美奈子と雄一郎の交際が発覚する。ショックを受けた小百合は、財産目当てを疑い、二人の関係を認めようとしない。“最後の女”だと宣言する父の恋を、娘は応援できるのか?その先に待ち受ける意外な結末とは…。

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