『椰子の高さ』は、中国映画界で数々の話題作を手がけてきた撮影監督・杜杰(ドゥ・ジエ)が、日本で長編映画監督デビューを果たした注目作。2026年2月6日(金)より、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開されることが決定している。このたび、本作の世界観を凝縮した本予告映像(90秒)が初解禁となり、あわせて登場人物たちの多様な感情を切り取った新場面写真5点も公開された。

物語の舞台は、日本の四国最南端・足摺岬。美しい自然に囲まれながらも“自殺の名所”として知られるこの地で、愛する人を失った男・持田と、結婚を目前に恋人と別れた女・菅元が出会う。人生の岐路に立たされたふたりの“孤独”と“再生”が、静かに、しかし確かな力で交錯していく。
解禁された本予告は、菅元が無表情でジェットコースターに乗り、「10、9、8…」とカウントダウンをつぶやく印象的な場面から幕を開ける。旅の果てに辿り着いた足摺岬で「地獄の穴」を覗き込むシーンや、婚約指輪をめぐる出会い、そして旅先で出会う人々との関係性が、ジェットコースターのように揺れ動く人生を象徴的に映し出していく。撮影監督としても名高いドゥ・ジエならではの、研ぎ澄まされた映像美も大きな見どころだ。
主演は、菅元役に大場みなみ、持田役に田中爽一郎。さらに小島梨里杏、渋谷盛太らが脇を固め、それぞれの“喪失”や“希望”を繊細に体現している。今回解禁された場面写真では、登場人物たちの一瞬の表情や関係性が切り取られ、物語の行方への想像を掻き立てるビジュアルとなっている。
本作は、2024年釜山国際映画祭ニューカレンツ部門での初上映を皮切りに、東京フィルメックスでのジャパンプレミア、さらにはニューヨーク近代美術館(MoMA)共催の「New Directors/New Films Festival」への選出など、国際的にも高い評価を獲得。映像作家として新たな一歩を踏み出したドゥ・ジエの挑戦が、日本映画に新しい風を吹き込む一本となりそうだ。
▼本予告




■作品情報
タイトル:椰子の高さ
公開日:2026年2月6日(金)
公開劇場:アップリンク吉祥寺ほか全国順次
監督・脚本・撮影・美術・編集:杜杰(ドゥ・ジエ)
出演:大場みなみ、田中爽一郎、小島梨里杏、渋谷盛太 ほか
上映時間:99分
製作国:日本
配給・宣伝:ギークピクチュアズ
ⒸD·UNION FILM INC. 2024

