星野源がナレーションを担当!「何気なく僕たちが聞く音楽のルーツは細野晴臣さんにある」『NO SMOKING』

1969年のデビューから今年で50年を迎えた音楽家・細野晴臣に迫るドキュメンタリー『NO SMOKING』の公開日が11月1日に決定し、併せて、星野源がナレーションを務めることが発表された。

今年でデビュー50周年を迎え、近年ではカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『万引き家族』の音楽を担当し、国内だけでなく世界中のアーティストからリスペクトされる生けるレジェンド、細野晴臣。本作では、幼少期の音楽との出会いを皮切りに、「はっぴいえんど」「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」での活動、そしてソロとしての音楽活動など、細野の足跡をたどっていく。

本作には、星野のラジオ番組に細野が出演した際の様子や、二人の共演が実現した横浜・中華街でのライブ「細野晴臣 A Night in Chinatown」の映像が収められる。さらに、細野が星野に「音楽的に受け継がれていることがある。これからは、星野君、よろしくね。あとは、よろしく」と伝えたことも明かされる。星野が映画のナレーションを務めるのは初となる。

■星野源(ナレーション) コメント
細野さんは、定食で言うと、「特製ランチ」みたいな人です。豪華で楽しむところが多すぎて、どこから手を付けていいか悩んじゃう。生み出してきた音楽の多様性があると同時に、職人としての一本気な部分が共存している方だと思います。この映画を観ると、普段何気なく僕たちが聞いている音楽のルーツが細野さんにあることを知ることもできます。そして同時に、偉大だけどチャーミングで、信じられないくらいアーティスティックな人なんだと触れていただける映画です。

■佐渡岳利(監督) コメント
細野さんと星野さんのコラボする場面は、これまで横浜中華街でのライブ「細野晴臣 A Night in Chinatown」(2016)や「細野晴臣イエローマジックショー2」(2019)など、立ち会う機会がありましたが、いつも和気あいあいで、ほんわかしたいい関係がすごく感じられました。今回はナレーションなので、お二人が一緒にいたわけではありませんが、画面の細野さんと星野さんの声がなんとも言えないハーモニーを生み出していて、星野さんの細野さんへの愛情が改めてわかった収録でした。

『NO SMOKING』
11月1日(金)よりシネスイッチ銀座、ユーロスペースほか全国順次公開
監督:佐渡岳利
プロデューサー:飯田雅裕
音楽:細野晴臣
ナレーション:星野源
出演:細野晴臣 ヴァン・ダイク・パークス 小山田圭吾 坂本龍一 高橋幸宏 マック・デマルコ 水原希子 水原佑果
配給:日活

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