世界最大級のオンラインエンターテインメントサービスを提供するNetflixが、2026年に世界独占配信する映画『僕の狂ったフェミ彼女』の制作を発表した。主演を務めるのは、話題作への出演が続く俳優、永野芽郁。彼女が挑むのは、“フェミニストになった元恋人”という、現代の恋愛と価値観の衝突を体現する難役だ。

本作は、韓国で大ヒットした小説を原作に、男女の価値観のすれ違いと摩擦をユーモアたっぷりに描く“最狂ラブコメディ”。主人公“僕”は、突然の別れから7年、かつての恋人と再会する。しかし、以前の印象とはまるで別人のように、彼女は強い信念を持つ“フェミニスト”へと変化していた。
恋愛の「普通」とされてきたルール、日常に潜む性別役割への固定観念、そして互いの「譲れないもの」。それらが絶妙に噛み合わず、衝突しては傷つき、それでも惹かれ合ってしまう2人の姿を通じて、“いまの恋愛のリアル” を鮮明に描き出す。
主演は、Netflixシリーズ「御手洗家、炎上する」や映画『はたらく細胞』『かくかくしかじか』など話題作への出演が絶えない永野芽郁。とあることをきっかけに、フェミニストになった狂おしくも愛おしい”彼女”を、確かな演技力でリアルに演じきる。今回、役作りのためにロングヘアをばっさりカット。新たなビジュアルで挑む本作への期待が高まる。
監督を務めるのは、ラブストーリーから青春作まで幅広く手がけてきた小林啓一。原作の鋭さとユーモアを残しながら、現代に生きる男女の葛藤と対話を丁寧に紡いでいく。原作は韓国の作家、ミン・ジヒョンによる同名小説。刊行直後から反響を呼び、日本語版も重版が続くなど国境を越えて共感を集めてきた。
© 2019, Min Ji Hyoung
■作品情報
Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』
出演:永野芽郁
原作:ミン・ジヒョン「僕の狂ったフェミ彼女」(ラウダーブックス出版)
監督・脚本:小林啓一
エグゼクティブ・プロデューサー:秋田周平(Netflix)
プロデュース:春名慶
プロデューサー:森田美桜
制作会社:AOI Pro.
企画・製作:Netflix
配信:2026年、Netflixにて世界独占配信

