原作・脚本・主演を務める佐藤二朗と、実力派・城定秀夫監督のタッグで挑むサイコバイオレンス『名無し』が、2026年5月に全国公開される。今回、“名前のない怪物”と称される主人公・山田太郎（佐藤二朗）を取り囲むメインキャストとして、丸山隆平、MEGUMI、佐々木蔵之介の出演が解禁された。

今回発表された3名はいずれも主人公・山田太郎の過去と現在に深く関わる重要人物たち。丸山隆平は少年期の“名無し”に名を与える巡査・照夫役、MEGUMIは児童養護施設で山田と共に育った女性・山田花子役、佐々木蔵之介は連続殺人事件の容疑者である「山田」を追う刑事・国枝役。名実ともに日本を代表する実力派が揃い、物語の緊迫感をさらに引き上げる布陣となった。

【キャスト コメント】
■丸山隆平（巡査・照夫役）
「この唯一無二の世界観を生み出して下さった佐藤二朗さんに感謝します。（中略）この世界の中に飛び込める事を光栄に思います。観てくださる皆さんに楽しんでもらえるよう全力を尽くします。」

■MEGUMI（山田花子役）
「佐藤二朗さんとは数年前のコメディドラマ以来の再会。（中略）“自分の持つ傷の行方”を考えながら、今回の役に真摯に向き合いたいと思います。」

■佐々木蔵之介（刑事・国枝役）
「佐藤二朗は戦友というか同志に思ってる。思いたい。思わせてくれ。（中略）声を掛けてくれてありがとう。ちょびっとはがんばるよ。」

■作品情報
タイトル： 『名無し』
監督： 城定秀夫
原作・脚本・主演： 佐藤二朗
出演： 佐藤二朗、丸山隆平、MEGUMI、佐々木蔵之介
原作： 佐藤二朗「名無し」（コミプレ‐Comiplex‐）
公開： 2026年5月 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給： キノフィルムズ

ストーリー：
若者で賑わう昼下がりのファミレスで、凶器を持たぬまま残忍な殺人を繰り返す坊主頭の中年男。その姿を映した防犯カメラを前に、警察は言葉を失う。捜査の末、その男は11年前に万引き容疑で調書を取られた“山田太郎”であると判明。山田の自宅を訪れた刑事たちが目にしたのは、腐敗した女性の遺体だった──。“触れただけで人が死ぬ”異能を持つ男の狂気と絶望。誰もが恐れ、誰も理解できない存在「山田太郎」の正体とは何なのか。映画化不可能と評された同名漫画を、原作者でもある佐藤二朗自らが主演として体現。城定監督の解釈とともに、映画『名無し』は観る者へ強烈な問いを突きつける。

© 佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ
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