シアーシャ・ローナン主演・プロデュース最新作『おくびょう鳥が歌うほうへ』予告編解禁!

ベルリン国際映画祭・銀熊賞受賞作『システム・クラッシャー』のノラ・フィングシャイト監督による最新作、映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』(2026年1月9日[金]より新宿ピカデリーほか全国順次公開)の日本語字幕付き予告編映像が解禁された。

主演・プロデュースを務めるのは、『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで知られるシアーシャ・ローナン。本作では、都会の喧騒に飲み込まれ自分を見失った生物学者ロナが、スコットランド・オークニー諸島の故郷で“本当の自分”を取り戻すまでの再生の道程が描かれる。

今回解禁された予告映像では、アルコール依存症から抜け出し、新たな人生を模索するロナの葛藤と変化が繊細に映し出される。ロナの心の移ろいは、髪色の変化としても表現されており、都会生活で麻痺していた感覚が自然の中で蘇っていく過程を鮮やかに描く。舞台となるスコットランド・オークニー諸島の雄大な自然と共に、“自然回帰”をテーマにした映像は、昨今注目される“#自然界隈”トレンドにも共鳴する内容だ。

原作は、英国でベストセラーとなったエイミー・リプトロットの回想録『THE OUTRUN』。著者自身の“再生の旅”を描いたこの作品は、PEN/アッカリー賞やウェインライト賞など複数の文学賞を受賞し、多くの読者に希望を与えた。

監督はノラ・フィングシャイト。前作『システム・クラッシャー』でドイツ映画賞をはじめ計8部門を受賞した彼女が、本作では再び人間の内面を繊細に描き出す。撮影にはユヌス・ロイ・イメール、編集にはシュテファン・ベヒンガーなど、前作でもタッグを組んだスタッフが再集結。静けさの中に潜む力強さを体現した映像が、観る者の心を深く揺さぶる。

主演のローナンは本作でアイルランド映画テレビアカデミー賞(IFTA)主演女優賞、ロンドン映画批評家協会賞ブリティッシュ/アイリッシュ演技賞など数々の賞を受賞し、キャリア最高峰の演技を披露している。

▼予告編

■作品情報
タイトル: 『おくびょう鳥が歌うほうへ』
原題: THE OUTRUN
公開日: 2026年1月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開
監督・脚本: ノラ・フィングシャイト
脚色: エイミー・リプトロット、デイジー・ルイス
出演: シアーシャ・ローナン、パーパ・エッシードゥ、ナビル・エルーアハビ、イーズカ・ホイル、ローレン・ライル、サスキア・リーヴス、スティーヴン・ディレイン
撮影: ユヌス・ロイ・イメール
音楽: ジョン・ギュルトラー、ヤン・ミゼレ
配給: 東映ビデオ
提供: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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