柳楽優弥×松村北斗、法とモラルの狭間に挑む!Netflixシリーズ『九条の大罪』実写化決定!

「闇金ウシジマくん」の真鍋昌平による話題作『九条の大罪』が、ついにNetflixで実写ドラマシリーズ化される。主演は柳楽優弥、共演に松村北斗、池田エライザ、町田啓太、音尾琢真、ムロツヨシという豪華キャストが集結。監督は『花束みたいな恋をした』『罪の声』などで知られる土井裕泰が務め、2026年春よりNetflixで世界独占配信される。

原作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の人気漫画。半グレ、ヤクザ、前科者など、世間から“厄介者”とされる依頼人の案件を専門に扱う弁護士・九条間人(くじょう・たいざ)が主人公だ。「思想信条がないのが弁護士」と語り、どんな加害者でも弁護する九条。彼の行動原理と信念、そして「正義とは何か」を問う物語が、現代社会のモラルを揺さぶる。

柳楽優弥が演じる九条のもとにやってくるのは、松村北斗演じる東大卒のエリート弁護士・烏丸真司。対照的な二人の弁護士が、法と倫理の狭間で揺れながら事件の真相を追う。また、ソーシャルワーカー・薬師前仁美(池田エライザ)、裏社会と繋がる自動車工場社長・壬生憲剛(町田啓太)、刑事・嵐山(音尾琢真)、伏見組若頭・京極清志(ムロツヨシ)といった個性豊かなキャラクターたちが物語を彩る。

主演の柳楽は次のように語る。「原作はフィクションでありながら、リアリティと生々しさが強くあります。“知らぬが仏”と“無知は罪”の間を行き来する感覚があって、九条という弁護士の信念がどこにあるのかを考えさせられる。信頼する土井監督、Netflix、共演者と挑んだこの作品に、ワクワクしながら臨みました。」

松村北斗も、「危険なカッコよさと隠された愛情、漂う寂しさを持つ九条先生は愛おしい存在」と語り、烏丸というキャラクターを通じて「人間の複雑な感情の機微を感じ取ってほしい」とコメントしている。

土井監督は「柳楽優弥さんと松村北斗さんのバディでNetflix世界配信――この時点で興奮せずにはいられなかった」と語る。原作の空気感を再現しつつも、俳優たちの生々しい表情や感情を重視した演出を心がけたという。「誰もが白黒つけられない複雑な事情を抱えている。九条の“大罪”とは何か、“正義”とは何か――その答えを観客と共に探す旅になれば」と、作品への自信をのぞかせた。

プロデューサーの那須田淳は「悪徳弁護士×アウトローたちの裏切りとサスペンスが型破りで刺激的」とし、エグゼクティブ・プロデューサーの髙橋信一(Netflix)は「不条理な事件に立ち向かう二人に強烈な現代性を感じた」と実写化への熱意を語る。原作者の真鍋昌平も「1話目を見て涙が出た」と語り、「混沌とした今の時代に“どう生きたいか”を探求する物語」だと作品への想いを明かした。

■作品情報
タイトル: Netflixシリーズ『九条の大罪』
原作: 真鍋昌平『九条の大罪』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
出演: 柳楽優弥、松村北斗、池田エライザ、町田啓太、音尾琢真、ムロツヨシ
脚本: 根本ノンジ
監督: 土井裕泰、山本剛義、足立博
プロデューサー: 那須田淳(TBSテレビ)
エグゼクティブ・プロデューサー: 髙橋信一(Netflix)、杉山香織(TBSテレビ)
制作協力: TBSスパークル
製作著作: TBSテレビ
配信: Netflix
配信開始: 2026年春 世界独占配信予定 

Ⓒ真鍋昌平/小学館