『スパイダーマン』シリーズや『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』などを手がけ、ハリウッドを代表する鬼才サム・ライミ監督が、“逃げ場のない無人島”を舞台に人間の狂気と復讐心を描く新作『HELP／復讐島』（原題：Send Help）を完成させた。日本公開は2026年1月30日（金）に決定し、特報映像も解禁された。

舞台は絶海の孤島。会社員のリンダ（レイチェル・マクアダムス）は、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリー（ディラン・オブライエン）の下で鬱屈とした日々を送っていた。ある日、出張中に乗っていた飛行機が墜落。目を覚ますと、そこは見渡す限りの無人島。生き残ったのは、よりによって“あの上司”と自分だけだった──。

怪我で動けないブラッドリーを前に、リンダはサバイバルスキルを駆使して状況を立て直そうとする。しかし、島での“力関係”は次第に逆転。無人島でもなお威張り散らすブラッドリーに対し、「もうオフィスはないのよ」と切り捨てるリンダ。やがて彼女の中に抑え込まれていた怒りと復讐心が静かに膨れ上がり、二人の関係は理性も倫理も崩壊していく。そして迎えるのは、誰も予想できない衝撃の結末──。

主演を務めるのは、『アバウト・タイム』『スポットライト 世紀のスクープ』などで知られるレイチェル・マクアダムス。パワハラ上司ブラッドリー役には、『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエン。音楽は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『グッド・ウィル・ハンティング／旅立ち』などで知られる巨匠ダニー・エルフマンが担当し、ライミ監督との黄金コンビが再び実現。重厚で不穏な旋律が、極限の心理戦をさらに際立たせる。

【サム・ライミ監督 コメント】
「キャラクターたちが極限状態に追い込まれる物語をいつも愛してきました。そして、この物語では力関係の変化が次々と状況をエスカレートさせ、予想外の展開とスリルに満ちたドラマを生み出しているんだ。」

先日アメリカで実施されたテストスクリーニングでは「サム・ライミにしか許されないラスト」「ジャンルを裏切る快感」と絶賛され、サバイバル・スリラーを超えた“新感覚の復讐エンターテインメント”として早くも話題を呼んでいる。

▼特報映像

■作品情報
タイトル： 『HELP／復讐島』 (原題：Send Help)
監督・製作： サム・ライミ
出演： レイチェル・マクアダムス、ディラン・オブライエン
音楽： ダニー・エルフマン
配給： ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開日： 2026年1月30日（金）全国ロードショー

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