今年デビュー30年を迎える、近年では映画のみならずTVドラマへも進出、また脚本家としても『化け猫あんずちゃん』をはじめ注目作が後を絶たないいまおかしんじ監督の最新作『真夏の果実』が、5月17日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルが披露された。
本作は、ぶどう農家を営む夫婦の妻の浮気に端を発した大騒動を、温かな目線とユーモアに満ちた演出で描き出す赤裸々なラブストーリー。
共にぶどう農家を営んでいるあゆみとその夫・龍馬。龍馬は毎年冬になると家と畑を妻に任せて東京に出稼ぎに行く。その間、あゆみは義母と二人暮らしで、たまに龍馬に電話をしてもいつもぶっきらぼうに切られてしまう。そんな龍馬に東京で幼なじみの千尋との偶然の再会があった。昔好きだった千尋との再会に浮足立つ龍馬。一方であゆみにも心惹かれる年下の男性・草壁が現れた。あゆみと草壁は急接近し、ある時ふたりは一線を越えてしまう…。
主人公・あゆみを演じるのは、グラビア、レースクイーン、バラエティ、プロレス界のディーバなど様々なジャンルで活動してきたあべみほ。年下の男性に心惹かれるブドウ農家の妻をチャーミングに演じた。共に農家を営むあゆみの夫・龍馬に、『心平、』『碁盤斬り』『SHOGUN将軍』『サヨナラのつづき』などに出演し近年活躍が目覚ましい奥野瑛太が扮する。あゆみの浮気相手となる営業マン役に『レッドブルー』『十一人の賊軍』の佐野岳。龍馬の母親役に名女優・仁科亜季子。そのほか、東ちづる、小原徳子、中野マサアキ、丸純子と多彩なキャストが揃った。
予告編では、互いに惹きつけられる相手と出会ってしまった夫婦のひと夏の騒動が切なく、ユーモアを交えつつ綴られ、等身大の夫婦の姿が垣間見える。
ポスタービジュアルは、ぶどう畑で龍馬、そして草壁にもたれるあゆみのアンニュイな表情が印象的だ。
■あべみほ(設楽あゆみ役) コメント
撮影期間は昨夏でしたが、そのすべてがここに詰まっています。ぶどうの味も、鳴いていた虫の声も、あの坂道も…。わたし自身、この人生に於いて【愛を忘れたい…】そんな風に思う時期もありましたが、主演女優という大役をいただいたことにより“愛”に素直になる大切さを、あゆみから学んだような気がします。この映画を通して出会ったすべてのみなさんに感謝を伝えたいです。素敵な機会をありがとうございました。
■いまおかしんじ(監督) コメント
気がついたら引き込まれて見ていた。あべみほは実に楽しそうにのびのびやってるし、奥野瑛太は全力でいろいろぶっ込んでくる。みんな好き放題やっていて、でも全然そんなことでは壊れなくて、全部が躍動しまくっていた。「奇跡や!奇跡!」オレもアホみたいに一緒に踊りながら撮りました。みなさんよろしくお願いします。
『真夏の果実』
2025年5月17日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
監督:いまおかしんじ
脚本:松本稔
出演:あべみほ 奥野瑛太 佐野岳 小原徳子 東ちづる 仁科亜季子 中野マサアキ 中西美帆 丸純子 古藤真彦 才藤了介
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
【ストーリー】 ぶどう農家を営む設楽龍馬は毎年冬になると家と畑を妻に任せて東京に出稼ぎに行く。龍馬のいない季節、妻のあゆみは義母と二人暮らしで、たまに龍馬に電話をしてもいつもぶっきらぼうに切られてしまう。そんな龍馬に東京で幼なじみの千尋との偶然の再会があった。昔好きだった千尋との再会に浮足立つ龍馬。一方であゆみにも心惹かれる年下の男性・草壁が現れた。あゆみと草壁は急接近し、ある時ふたりは一線を越えてしまい…。
©2025「真夏の果実」製作委員会