製作費はわずか100万円!SKIPシティアワード&優秀作品賞W受賞作『地球星人(エイリアン)は空想する』5月公開!

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023でSKIPシティアワード&優秀作品賞をW受賞した映画『地球星人(エイリアン)は空想する』が、5月11日より公開されることが決定した。併せて、特報映像とポスタービジュアルが披露された。

本作は、石川県の俳優を起用し石川県で撮影するというコンセプトのもと製作された映画。なんと製作費は100万円。メインスタッフもわずか3人という超低予算体制で撮影を敢行した。限られた予算、機材での撮影ながらも映画製作の新境地を開拓し、SKIPシティ映画祭で審査委員長を務めた中野量太監督も「僕には撮れない映画でした。新しい才能、監督がでてきた。嫉妬もした」と絶賛した。

主演・企画の田中祐吉は、石川の劇団で鍛え上げられた演技で作品を牽引。ヒロイン役の山田なつきは、舞台から映像へと活躍の場を広げ、ミステリアスで唯一無二の存在感を放つ。その脇を固めるアライジン、星能豊、中村更紗、村松和輝など多様なキャストたちも、それぞれ多彩な経歴を生かし作品に深みを加えている。

本作の舵を取るのは、映像制作団体「世田谷センスマンズ」所属の松本佳樹監督。彼の革新的なアプローチは映画の枠を超え、独創的なビジョンと新しい創造の地平を開拓する。そして監督補佐の北林佑基と撮影監督・常川千秋は、松本と共に神戸芸術工科大学映画コースで『狂い咲きサンダーロード』の石井岳龍監督に師事した級友である。本作でも大学時代から培ってきた息のあったコンビネーションで、映画芸術の新しい方向性を示唆する革命作を作り上げた。

『地球星人(エイリアン)は空想する』
2024年5月11日(土) 新宿K’s cinemaほか順次公開
監督・脚本・編集:松本佳樹
出演:田中祐吉 山田なつき アライジン 中村更紗 村松和輝 星能豊 ひろえるか 小夏いっこ 町田英太朗 大城規彦 西村優太朗 西よしお 八野田秀平 濱田良男 藤えりか 藤澤克己
配給:工藤憂哉

【ストーリー】 正義感が強く、ウソが許せない雑誌記者・宇藤のもとに舞い込んだのは「UFOのまち」石川県羽咋市で起きた「大学生エイリアンアブダクション事件」のネタ。ウソを暴いてやろうと取材を始めるが、調査を進めるほどにエイリアンアブダクションを裏付ける証拠が見つかり、さらに自分を宇宙人だと名乗る女子高生・乃愛も現れ、宇藤は不可解な事件の沼に嵌っていく。“UFOのまち”から広がる物語は、まさにUFOの目撃証言を断片的に切り貼りしたかのような映像で紡がれ、やがてそれらはモザイク画のごとくぼんやりとした事件の全体像を描き出す。果たしてこれは宇宙を巻き込んだSF映画なのか?はたまた等身大のヒューマンドラマなのか?事実と空想が交錯する複雑怪奇な地球星人奇譚を目撃せよ。