持ち運び可能な卵型の“ポッド”で赤ちゃんを育てるカップルを描いたSFラブコメディ『ポッド・ジェネレーション』が、12月1日より公開される。このほど、予告編が披露された。
本作は、AIが発達した近未来のニューヨークを舞台に、持ち運び可能な卵型の“ポッド”で赤ちゃんを育てることを選択したあるカップルの変化を描いた物語。ハイテク企業に勤めるレイチェルは、新しい出産の方法を提案する最新テクノロジーに心惹かれる。一方、自然界の多様性を守ろうと日々奮闘している植物学者のアルヴィーは、自然な妊娠を望む。そんな2人が“ポッド妊娠”を選択し、出産までの10ヶ月間でどのような“新時代の育児”と向き合うのかを、優しく、時にコミカルに描く。
赤ちゃんが陳列棚に並ぶ、思わず目を引くシーンからスタートする予告編。本作の舞台は、AIが発達した“わりと”近い未来。ハイテク企業に勤めるレイチェル(エミリア・クラーク)は卵型“ポッド”で赤ちゃんを育てたいと考えていたが、パートナーの植物学者アルヴィー(キウェテル・イジョフォー)は「卵で赤ちゃんを産むのか」と自然な妊娠を望み、意見が対立していた。しかしアルヴィーに既に予約したことを打ち明けられないままペガサス社の子宮センターへ見学に行ったレイチェルは、ポッド妊娠の思いを募らせていく。アルヴィーはカラフルな目と花で異彩を放つビジュアルの“AIセラピスト”に相談したり、「あなたと子供が欲しいの」というレイチェルの真っ直ぐな愛に突き動かされ、一歩踏み出す覚悟を決める。ポッド妊娠だからこそ生まれる不安や、困難に手を取り合って進んでいく二人に勇気づけられ、心が温まる。二人の選択に待ち受ける“新しい未来”とは?
場面写真は、新しい妊娠を選択した二人の葛藤する表情や寄り添っている二人の写真だけでなく、楕円形の卵のようなポッドがたくさん付いた木、街中で酸素マスクをつけるレイチェルと上司アリスの姿などが写し出されている。
『ポッド・ジェネレーション』
2023年12月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイントほか全国公開
監督:ソフィー・バーセス
製作総指揮・出演:エミリア・クラーク
出演:キウェテル・イジョフォー
配給:パルコ
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