Jホラー第3波の幕開けと世界で評される新型ホラー『マイマザーズアイズ』11月公開決定!

2020年に世界中の映画祭で40冠を獲得し、7か国でリリースが決定した『写真の女』を手掛けた串田壮史監督の2作目となる長編作品『マイマザーズアイズ』が、11月24日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルが披露された。

本作は、串田壮史監督が人間の恐ろしさと美しさを過激に描いた作品。実用化が迫るスマートコンタクトレンズから着想を得たというオリジナル脚本によって描かれるのは、レンズを装着した母と半身不随の娘が一つの視界を共有し、体と心の境界を見失いながら真実の愛に目覚めていく異色のラブストーリー。

過酷な運命に絡みつかれた母娘は、正気を保つため、次第に狂気を孕んでいくこととなる。肉体、精神、現実、妄想、過去、未来、親子…。世界の境界線を引き裂きながら、突き進む母娘が、新時代に生きるためのビジョンを示した作品となっている。

また、本作はアメリカ最大のホラー映画祭“スクリームフェスト”での上映も決定。今、世界中のホラー映画祭で“Jホラー第3波の幕開け”と評されている新型ホラーが日本に凱旋する。

▼絶賛コメント

■津田寛治(俳優)
見たこともない命と魂の描写。それは人類の未来に似て非なるもの。まるで多次元宇宙の片隅での物語。串田監督にしか描けない生命の賛歌を体感しました。

■豊田エリー(女優)
母の目、母の口を通して外界に触れる娘の姿に、得体の知れない、しかし現実的な、恐怖を感じた。

■The Hollywood News
『リング』『着信アリ』『回路』の流れを受け継ぐ、現代版テクノスリラー!

■BFI ブリティッシュ フィルム インスティテュート
母親の後悔と自己犠牲が結びつき、娘と奇妙な絆が芽生えるストーリーは、従来の母親像を書き換える危険なホームドラマだ。

■The Geek Show
ストレートなドラマがいつの間にか瞑想的ホラーに変化し、恐怖とも痛快とも、陽気とも野心的とも言えるシーンが畳みかけてくる。Jホラー第3波の幕開けを感じさせる作品。

『マイマザーズアイズ』
2023年11月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開
脚本・監督:串田壮史
出演:小野あかね 設楽もね 泉琢磨 内田周作 間瀬英正 鯉沼トキ 星耕介 久獅 大滝樹 山下ケイジ 中西優太郎 田口智昌
配給:ピラミッドフィルム
<R-18>

【ストーリー】 チェロ教師の仁美は、たった1人の家族である娘・エリに頼まれ、コンサートで一緒に二重奏を演奏する。その帰りの車内で、エリは、仁美の音色から子供を産んで後悔しているという念が聞こえてきたと語り始める。隠していた感情を見透かされた仁美は動揺して自動車事故を起こし、仁美は視力を失い、エリは半身不随になってしまう。やがて仁美は、生体実験中のカメラ内蔵コンタクトレンズを装着し、視力を回復させる。一方、病室のベッドから出られないエリは安楽死を望みだす。仁美は、エリにVRゴーグルを装着し、自分の主観映像を転送して生きる悦びを届けようとするが…。

©2023 PYRAMID FILM INC.