オダギリジョー「微塵の思いやりの塊は、重力を超え宇宙に轟く」コメント到着!『星くずの片隅で』

新世代の香港映画を牽引する、ラム・サム監督が、香港の人気シンガーソングライター・俳優ルイス・チョンと、アジアが誇るトップモデルのアンジェラ・ユンを迎えて、都会の片隅でまっすぐに生きようとする人々の姿を、丁寧な人物描写と美しい映像で紡ぎした感動作『星くずの片隅で』が、7月14日より公開される。このほど、オダギリジョー、中江有里、青木さやか、倉持明日香(元AKB48)、川島小鳥ほか著名人より絶賛コメントが、ルイス・チョンよりコメント動画が寄せられた。

本作は、生活の息吹が感じられる街の光、朝焼けの空、小さい窓から見上げるまぶしい太陽…。コロナ禍の静まり返った香港の片隅で、誰にも気付かれずに生きる人々の孤独な心を、新世代の香港映画の旗手がやさしい眼差しで掬い取ったヒューマンドラマ。

アンジェラ・ユンと映画『宵闇真珠』で共演したオダギリジョーから「微塵の思いやりの塊は、重力を超え宇宙に轟く」、アンジェラ・ユンを香港や東京などで撮影した写真集「violet diary」の写真家・川島小鳥から「今、何が大切なのか考え直すきっかけをくれた映画」、アンジェラ・ユンが出演し話題となったVaundy「Tokimeki」MV監督の二宮健監督から「いつか薄れていくかもしれないコロナ禍の震えと喪失の記憶を、誠実に繋ぎ止めてくれる作品」と絶賛コメントが到着している。

▼著名人 応援コメント

■オダギリジョー(俳優)
これは香港であり、日本であり、地球である。そして微塵の思いやりの塊は、重力を超え宇宙に轟く。

■中江有里(女優、作家、歌手)
恋人とも友人とも違う、思いを寄せあえる隣人がいる。それだけでこの空の下、一緒に生きていける。

■青木さやか(タレント)
貧困。シングルマザー。ネットの誹謗中傷。コロナ。老母。どこにでも転がっていそうな社会問題。押し潰されそうになる不安だらけの毎日に希望を持つことが、できる。きっと、できる。

■倉持明日香(タレント)
“君ならできる”と未来を信頼されることで、人は成長していく。日々を2人きりで生き抜いてきた母娘にとって、本当に必要なものが見えた気がしました。

■滝沢秀一(お笑いコンビ・マシンガンズ/ごみ清掃員)
僕はごみ清掃員だ。主人公は清掃業。コロナ禍で体験したことがここにあった。生きることを知りたい人は僕の代わりにこの映画が代弁してしてくれる。ラストシーンが全てを物語る。

■川島小鳥(写真家)
同じ星の上のどこかにいる2人をこんなにも近しく愛おしく感じられること。今、何が大切なのか考え直すきっかけをくれた映画です。

■二宮健(映画監督)
いつか薄れていくかもしれないコロナ禍の震えと喪失の記憶を、誠実に繋ぎ止めてくれる作品に出会えました。アンジェラ・ユン演じるキャンディの逞しさは、きっと忘れません。
ここからはじまる香港映画の新しい躍動に、目が離せなくなりそうです。

■森直人(映画評論家)
『万引き家族』(是枝裕和)や『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(ショーン・ベイカー)のバトンをコロナ禍に受け継ぎ、さらにレベルを上げた傑作。民主化デモ以降、新世代の香港映画は凄いことになっている!

■月永理絵(ライター、編集者)
生きるために働き、失敗してはやり直し、それでもまた失敗する。この残酷な繰り返しから、ラム・サム監督は決して目を逸らさない。愚直ともいえるほどのまっすぐさで、社会を映し、その先に見える小さな光をとらえようとする。力強い信念にただただ敬服する。

▼ルイス・チョン、日本公開に寄せるコメント動画

『星くずの片隅で』
2023年7月14日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、ポレポレ東中野ほか全国公開
監督:ラム・サム(林森)
脚本:フィアン・チョン (鍾柱鋒) 撮影:メテオ・チョン (流星) 美術:ウミ・ンガイ(魏鳳美)
出演:ルイス・チョン(張繼聰) アンジェラ・ユン(袁澧林) パトラ・アウ(區嘉雯)  トン・オンナー(董安娜)
配給:cinema drifters・大福・ポレポレ東中野

【ストーリー】 2020年、コロナ禍で静まり返った香港。「ピーターパンクリーニング」の経営者ザク(ルイス・チョン)は、車の修理代や品薄の洗剤に頭を悩ませながら、消毒作業に追われる日々を送っている。リウマチを患う母(パトラ・アウ)は、憎まれ口をたたきながらも、たまに看病にくるルイスのことを心配している。ある日、ザクの元にド派手な服装の若いシングルマザーのキャンディ(アンジェラ・ユン)が職を求めてやってくる。まともな仕事をしたことがなさそうなキャンディだったが、娘ジュー(トン・オンナー)のために慣れない清掃の仕事を頑張りはじめる。しかしキャンディがジューのために子供用のマスクを客の家から盗んでしまい、ザクは大事な顧客を失ってしまう。幼い娘を抱え、まともな暮らしもできずにいるキャンディをみて、ザクはもう一度だけチャンスを与える。心を入れ替え仕事に打ち込んでいくキャンディに、心惹かれていくザク。そんな中、ルイスの母が急死してしまう。葬儀に向かうザクを送り出し、ひとりでの仕事に張り切るキャンディ。しかしジューがうっかりこぼしてしまった洗剤をきっかけに、追い詰められたキャンディはちょっとした嘘を重ねていってしまう。それがザクと会社を窮地に追いやることになり…。

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