高橋文哉「こんなに嬉しい褒め言葉あるんですかね?」監督からの言葉「いい匂いがする」に感激!

櫻いいよによる青春小説を、高橋文哉主演、桜田ひより共演で実写化する“すれ違い”ラブストーリー『交換ウソ日記』の完成披露試写会が5月29日に丸の内ピカデリー1で行われ、高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生、竹村謙太郎監督が登壇した。

胸キュンシーンを演じるにあたって意識したことを聞かれた高橋は、「一つの胸キュンシーンを作るのに、現場のスタッフの皆さんが総出で、どの形が一番キュンとするのか、どの形が一番ひよりちゃんがかわいく、高橋文哉がカッコよく映るのかっていうのを研究していただきながら撮影してる。楽しい部分でもありますけど、すごく難しかったし達成感を感じました」と撮影を振り返る。

また、高橋の演技を現場のスタッフが「いいよ!いいよ!」と声を出して盛り上げてくれていたそうで、「気持ちを乗っけるエンジンの一つとして、現場の空気っていうものはすごく大切にできたらいいなと思いながら演じてたので、楽しかったですね」と笑顔で語った。

竹村監督は、座長・高橋に対して「高橋くんはいい匂いがする。芝居が匂ってくると、いい香りがしてくるんで、みんなそれにつられて楽しい気持ちになってくる。不思議な感覚でした」と当時を振り返る。これに高橋は「初めて言われました(笑)。芝居からいい匂いがするって。こんなに嬉しい褒め言葉あるんですかね?」と監督の言葉に感激している様子だった。

ヒロインの桜田は、おすすめのシーンを聞かれると「(高橋演じる)瀬戸山くんが眼鏡をかけているシーン」について触れ、「女性は誰しも共感していただけるんじゃないかなって思う。普段眼鏡をかけていない、気になる男の子が眼鏡をかけて至近距離でこちらを見ていたら、こんな胸を打たれることはないだろうっていうシーン」と、個人的な見どころをアピールしていた。

『交換ウソ日記』
2023年7月7日(金)より公開
原作:櫻いいよ「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫) 
監督:竹村謙太郎
脚本:吉川菜美
出演:高橋文哉 桜田ひより 茅島みずき 曽田陵介 齊藤なぎさ 板垣瑞生
配給:松竹株式会社

【ストーリー】 高校二年生の希美は、ある日移動教室の机の中で、「好きだ。」ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。いつも空気を読みすぎてしまう、話し下手な希美は、自分とは真逆の思ったことをはっきりと口にする、ド直球な瀬戸山を最初は苦手に思っていたが、彼を知るうちに惹かれていく。その一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき事態は思わぬ方向へ…。ウソから始まった、切ない片想いの行方は?

©2023「交換ウソ日記」製作委員会