内村光良監督「ある意味、一目惚れ」島雄こなつ主演の青春映画!『夏空ダンス』6月公開

監督・内村光良が「今、どうしても撮りたい」モノ、人、景色、思い出など、熱い想いがギュッと詰め込んだ短編映画『夏空ダンス』が6月30日より九州にて2週間限定公開されることが決定した。併せて、15秒の超特報映像とポスタービジュアルがお披露目となり、内村光良監督よりコメントが寄せられた。

これまでに『ピーナッツ』(2006)、『ボクたちの交換日記』(2013)、『金メダル男』(2016)と、長編作品を世に送り出して来た内村光良。 お笑い芸人、司会者として活躍しながら映画を撮り続けて来た内村が、第4作目の舞台として選んだのは、故郷の熊本県 人吉・球磨。故郷を襲った大きな地震、そして水害。まだまだ復興が続く故郷の姿を、自分がきちんと残していかなくては。そんな想いが詰まった作品となった。

主演を務めるのは、レギュラー番組「世界の果てまでイッテ Q!」内で取り組んでいるダンス部企画で、神奈川のダンスチームのメンバーとして活動していた島雄こなつ。内村が「ある意味、一目惚れ」したという、島雄の10代の煌めきと才能に内村の想いが呼応し、「人吉で生まれたダンサー志望の女の子」の物語が誕生した。

共演には、倉島颯良、吉川康太などフレッシュな顔ぶれに加え、飯尾和樹、長谷川朝晴、原慎一、映美くらら、北村一輝、ムロツヨシ、松重豊など、内村光良作品ならではの豪華なキャストが集結した。内村も主人公の父親役として出演している。

15秒の超特報映像は、名曲カノンにのせて主人公の川辺夏子(島雄こなつ)のソロダンスや夜空に上がる花火をバックにしたダンスなど、躍動的な振り付けのダンスが次々と披露され、熊本県立人吉高等学校や熊本県立南稜高等学校の生徒、そして人吉・球磨の方々の笑顔が眩しい希望に溢れた映像となっている。

ポスタービジュアルには、青い空と水の手橋を背景に、今はもうなくなってしまった中川原の緑の地を踏みしめながら、笑顔で踊る12人の高校生の姿がある。変わりゆく故郷の姿を、主人公たちの希望に満ちたダンスと一緒に伝えていきたい、残していきたいという内村監督の想いが反映されている。

■内村光良(監督)コメント
私の故郷 人吉・球磨の街を舞台に、ダンスに夢や想いを賭ける女子高生達の物語です。熊本豪雨から2年後の街の、ありのままの景色を映像として残せたのもよかったかなと思っています。47分の青春映画。たくさんの方に観て頂きたいです。よろしくお願いします。

『夏空ダンス』
2023年6月30日(金)より、九州地方のイオンシネマにて限定公開
監督・脚本:内村光良
出演:島雄こなつ 倉島颯良 吉川康太 上田祐凪 石川渚 田中瑠乃 東美里 梅田夕 渡邊夏音 江口ななこ 塩崎由結 橋本瑠々花 大山未美 溝口惺也 飯尾和樹 長谷川朝晴 原慎一 映美くらら 北村一輝 ムロツヨシ 松重豊 内村光良
配給:イオンエンターテイメント

【作品概要】 監督4作目にして初めて故郷を舞台にした短編作品。自然災害が残した爪痕、なくなっていくもの、新しくなっていくものなど、今も復興途中の故郷・熊本人吉の姿を、ダンスで夢を叶えたいと願い未来に向かって進んでいく主人公を通して描く希望の物語。

©2023「夏空ダンス」製作委員会