中江裕司「正確なテンポ、素早い動作、ちょっとエッチな描写まで、近い将来、大娯楽監督に」『Be Here Now』5月公開

処女作『ナナちゃん、Oh mein Gottしよ♡』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018オフシアターコンペティション部門に入選、2019年沖縄国際映画祭U-25の部門でグランプリを受賞するなど、インディーズ映画祭にて注目を浴びてきた新星・⻄本達哉監督の初⻑編映画『Be Here Now』が、5月5日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となり、『土を喰らう十二ヵ月』の中江裕司監督より応援コメントが寄せられた。

今回の物語は、女性とクマをめぐる、大人になれない男のお話。女性にだらしがなく、うだつが上がらない生活をおくる大学院生の大村。ある日、旧友の訃報が届き地元へ戻る。大村は懐かしい顔ぶれと時間を過ごすうちに、自らの生き方を見つめ直す事になるのだが…。

■中江裕司(映画監督)コメント
祝『Be Here Now』公開
笑いは泣きより難しい。笑わせようとすれば逃げてしまう。西本監督は日本では希有なコメディが撮れる。セリフは独特で面白いし、的確なサイズ、正確なテンポ、素早い動作、ちょっとエッチな描写まで、近い将来、大娯楽監督になる。すでにその才能は映画のあちこちに散らばっている。

『Be Here Now』
2023年5月5日(金)より、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督・脚本:西本達哉
出演:北垣優和 川野美怜 藤井千帆 米川幸リオン 小夏いっこ 田中美晴 伊藤ももこ 四柳智惟 櫻井保幸 石川大樹 進藤チヨ 斎藤さらら 万田邦敏 
配給・宣伝:ポルトレ

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