「赤刃」で講談社が主催する第6回小説現代⻑編新人賞を受賞し、ハードボイルド作家として活躍する⻑浦京が描く第19回大藪春彦賞受賞作を、行定勲監督が映画化する『リボルバー・リリー』が、8月11日より公開されることが決定した。併せて、2月28日に帝国ホテルにて豪華キャストお披露目会見が行われ、キャストの綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司、そして監督の行定勲、原作の長浦京、企画プロデュースの紀伊宗之が登壇した。
▼本イベントのYouTube版レポートはコチラ
ランウェイを歩いて登場した綾瀬は、「ちょっと慣れない登場で緊張しました(笑)」と笑顔で挨拶。ランウェイ上で指をリボルバーのように構えたポーズについて聞かれると、「ダークヒロインということで、やってみました(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
本作の主演が決まったときの気持ちを聞かれた綾瀬は、「原作でもスケールの大きな作品だったので、これが映像になるとどんな風になるんだろうっていうワクワク感がありました」とコメント。撮影については、「体作りが大変で、また新たな挑戦」と語っていた。
この日は、他のキャストも全員がランウェイを歩いており、長谷川は、「生まれて初めてランウェイを歩いた。こんな記者発表は初めてなので緊張してます」と苦笑い。一方、一番手に登場し、敬礼やしゃがみポーズで会場を大いに沸かせたジェシーは、「リボルバー・ジェシーです」と挨拶して笑いをとりつつ、「行定監督とのアクションシーンはないです」と最後までボケ倒していた。
『リボルバー・リリー』
2023年8月11日(金)より、全国公開
監督:行定勲
原作:⻑浦京「リボルバー・リリー」
企画プロデュース:紀伊宗之
出演:綾瀬はるか 長谷川博己 羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.) シシド・カフカ 古川琴音 清水尋也 ジェシー(SixTONES) 豊川悦司
配給:東映
【ストーリー】 大正末期、時は1924年。関東大震災後の東京は、鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、最大規模となった花街など、活気あふれる賑わいを見せていた。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・百合。現在は花街の銘酒屋で女将をしている。一方、家族を殺害され、父親から託された陸軍資金の鍵を握る少年・慎太。百合は、慎太から助けを求められたことで、陸軍から追われる身となる。