テレビ東京が民放初の試みとして乳幼児向けに制作し、放送中のテレビ番組「シナぷしゅ」(毎週月曜〜金曜あさ7:35〜8:00放送)の劇場版が、正式タイトルを『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』として、5月19日より公開されることが決定。併せて、メインキャラクター“ぷしゅぷしゅ”の声は、6歳の岩本彩楓(いわもといろは)が担当、主題歌はCMでも活躍するラップデュオ chelmico(チェルミコ)が担当することが決定した。
出産、育児を経験する中で「子どもに見せたいと思える」「親が見せて安心できる」番組を作りたいと考えたテレビ東京の飯田佳奈子プロデューサーが呼びかけ、複数の子育て奮闘中社員と企画・立案して立ち上げたという「シナぷしゅ」。2019年、まずは5日間のトライアル番組として放送された。放送を見た視聴者から「赤ちゃんが泣き止んだ!」「赤ちゃんが夢中になって楽しんでいる!」などと大きな反響を呼び、2020年4月からレギュラー放送が開始。同番組は赤ちゃんの研究の第一人者である東京大学赤ちゃんラボの開一夫教授監修のもと、クレイアニメ、パペット、切り絵、言葉遊び、擬音語など赤ちゃんの世界が広がる楽しいコーナーがたくさん。大人が思う「赤ちゃん番組」の枠にとらわれず、赤ちゃん目線での「見やすい」つくりを目指している。月ごとの新しいテーマ曲「つきうた」のコーナーではスカパンク界のレジェンド、KEMURIや人気ラップ・デュオのchelmicoなど斬新なアーティストを起用。今や赤ちゃん、子育て中の方だけでなく、様々な世代をも取り込む異色の番組だ。人気は番組だけに留まらず、キャラクター商品も多数発売され、売り切れが続出するなど話題となっている。そして、番組公式SNSの総登録者数は40万人を突破している。
正式タイトルは、『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』に決定。今まで公表されていなかった作品内容が映画の正式タイトルとともに一部明らかに。ぷしゅぷしゅ星で暮らす主人公“ぷしゅぷしゅ”があるアクシデントから宇宙に飛び出し大冒険するオリジナルストーリーが描かれることに。どんな星に行き、どんな仲間たちと出会うのか、そしてタイトルにある「ほっぺ」が意味するものとは一体?場面写真には物語や世界観の一端がうかがい知れるものになっている。
主人公“ぷしゅぷしゅ”役には、映画初出演となる6歳の岩本彩楓が決定。この大役を選ぶオーディションを実施し、何色にも染められていない“ぷしゅぷしゅ”にぴったりな声の持ち主が選ばれた。そして主題歌は、RachelとMamikoからなる人気沸騰中の女性ラップデュオchelmicoが担当。テレビ番組「シナぷしゅ」でも月ごとの新しいテーマ曲“つきうた”のコーナーで楽曲「あべこべ」を手掛けた二人。今回映画化にあたってRachelは、「まさかの映画化!番組ではキュッとした小さな物語がつまっているけれど映画ではどんな物語が待っているのか、すっごく楽しみ」とコメント。Mamikoは「“つきうた”だけでなく映画の主題歌も担当できるのはすごく嬉しい」と喜びを語っている。
▼chelmico
おはなしパートは赤ちゃんも大人も楽しめる約40分で構成し、映画の最後には座席での写真撮影タイムも(上映時間全体は約50分)。更に上映中は「やさしい照明と音量、泣いても大丈夫な上映環境」で安心してのびのび観ることが出来ます。0歳から楽しめる内容を目指して制作された本作の鑑賞料金は、大人も子どもも“0歳から一律1,000円”(※0歳を含む鑑賞人数分のチケットが必要です)。さらに、小学生以下のお子様には、入場者プレゼントとして「ぷしゅぷしゅタンバリン」を数量限定で配布することも決定した。『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』は内容と上映環境において、“赤ちゃんの映画館デビュー(にゅうシネマたいけん)”を応援している。
『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド』
2023年5月19日(金)より、ユナイテッド・シネマ豊洲、新宿ピカデリーほか全国公開
監督:清水貴栄
企画・プロデュース:飯田佳奈子
主題歌:chelmico
声の出演:岩本彩楓
配給:ローソンエンタテインメント
【作品概要】赤ちゃんが泣き止むと話題の民放初の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」がついに映画化。「シナぷしゅ」は脳の神経細胞と神経細胞のつなぎ目である「シナプス」が番組名の由来。赤ちゃんの世界が「ぷしゅっ」と広がり、赤ちゃんを育てるすべての人の肩の力が「ぷしゅ~」と抜ける番組を目指している。0歳から2歳の乳幼児をターゲットに東京大学赤ちゃんラボの開一夫教授監修のもと、赤ちゃん目線を大事に制作されてきた。同教授推薦作品であり、オリジナルストーリーとなる本作は、メインキャラクターぷしゅぷしゅを主人公に、宇宙への冒険を繰り広げる。番組おなじみの仲間たち、人気コーナーや歌が次々と登場するおはなしパートは、0歳から楽しめるあっという間の約40分。たくさんのお友達と感動を共有できる映画館ならではの体験は、大きくなっても心に残るかけがえのないもの。「真っ暗じゃない照明。やさしい音量。泣いても大丈夫。」なあたたかい雰囲気で赤ちゃんの“にゅうシネマたいけん”(映画館デビュー)にピッタリの作品となっている。
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