『パラサイト』の次はこれだ!『オールド・ボーイ』パク・チャヌク監督6年ぶりの最新作『別れる決心』2023年2月公開決定!

本年度のアカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出され、カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞した、パク・チャヌク監督最新作『Decision to Leave(英題)』が、邦題『別れる決心』として、2023年2月17日に公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

今年5月のカンヌ国際映画祭コンペティション部門での監督賞受賞以降、世界の批評家・映画サイトから絶賛を浴び、本年度アカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出。韓国では公開後に発売された脚本集がベストセラー1位を獲得、決めセリフがSNSで流行、BTSのメンバーRMも複数回鑑賞するほどハマったと自身のSNSで報告するなど、社会現象といえるブームを巻き起こしている。さらに先日開催された韓国の“アカデミー賞”とも称される、最も権威ある映画祭、青龍賞で監督賞をはじめ6冠を獲得するなど、世界中を魅了している。

監督を務めるのは、『オールド・ボーイ』で第57回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞したパク・チャヌク。その後『渇き』、『イノセント・ガーデン』、『お嬢さん』など唯一無二の作品で世界中の観客と批評家を唸らせ続けてきた巨匠の6年ぶりの最新作は、サスペンスとロマンスが溶け合う珠玉のドラマ。

主演は『殺人の追憶』、『グエムル ~漢江の怪物~』とポン・ジュノ監督作品への出演で一躍注目を集め、ドラマ、アクション、時代劇などキャリアを通して幅広い分野で活躍しているパク・ヘイルと、アン・リー監督『ラスト、コーション』でヒロインを演じ一躍国際的な女優としての地位を確立、『ブラックハット』でハリウッドにも進出しているタン・ウェイ。

物語は、刑事ヘジュン(パク・ヘイル)が、崖から転落死した男の妻ソレ(タン・ウェイ)の調査を開始することから始まる。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしか刑事ヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な想いを抱き始める…。

公開されたポスタービジュアルは、手錠で繋がれたヘジュンとソレをとらえたもの。控えめに触れ合う指先、交わらない視線…。「疑惑がふたりを惹き寄せ、愛がふたりを引き裂いた」というキャッチコピーと相まって、二人の行く末を想像せずにはいられないビジュアルとなっている。

予告編では、山での転落死事件をきっかけに、“刑事と容疑者”として出会った二人が、疑いを抱きつつ惹かれ合っていく様をサスペンスとロマンスが一体となった映像で表している。「私たちのこと秘密ですよ」とささやくソレの言葉が想像を掻き立てる二人の先の読めないドラマは、”美しくも残酷な結末“に向かって突き進んでいく。

『別れる決心』
2023年2月17日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:パク・チャヌク
脚本:チョン・ソギョン パク・チャヌク
出演:パク・ヘイル タン・ウェイ イ・ジョンヒョン コ・ギョンピョ
配給:ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】 男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュン(パク・ヘイル)と、被害者の妻ソレ(タン・ウェイ)は捜査中に出会った。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしか刑事ヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたへジュンに特別な想いを抱き始める。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに思えた。しかし、それは相手への想いと疑惑が渦巻く“愛の迷路”のはじまりだった…。

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