史上初!日本&チリ共同製作映画が完成!『GREEN GRASS〜生まれかわる命〜』海外版ビジュアル

日本人のイシザキ マサタカとチリ人で監督のイグナシオ・ルイスが描く、震災を軸にしたストーリー『GREEN GRASS〜生まれかわる命〜』が、近日公開されることが決定した。併せて海外版ビジュアルがお披露目となった。

本作は、震災に巻き込まれて死後の世界に旅立った息子・近藤 誠と、息子を失った父親の近藤清の2つの視点で人生が描かれていく。死を受け入れられない若者の葛藤、遺された家族の悼みなど複雑な心模様を独特の映像美で綴っていき、死後の世界でめぐり合う人々との体験を通じて、青年が成長していく姿を映し出していく。

主演で息子の誠を演じているNY在住のイシザキ マサタカは、彼が監督したショートフィルム『NO REASONS』が現在NYで上映され、国際的に活躍をしている。父親・清役には、ドラマ、映画、舞台など多岐に渡りマルチに才能を発揮している日本の名優・西岡德馬。清の秘書・福永佑介には、俳優にとどまらずコメンテーターなどでも定評のある小澤征悦。また、映画『Matar a un hombre』でサンダンス映画祭にてワールドシネマ審査員賞を受賞しているダニエル・カンディア、チリの代表的な女優であるヒメナ・リバスなどが共演している。

監督・脚本は、アニメーターとしても作品を数多く手がけ、映画『Humanoide No Robot』(2011年)でチリ映画産業界“ Pedro Sienna”賞を受賞し、同年“Person of the year in arts”(今年の人)に選ばれるなど、国際映画祭でも評価を得ているイグナシオ・ルイス。

また、ワールドプレミアは10月に行われた第32回Cine Ceara Film Festival(ブラジル)にてコンペ部門で正式上映され、監督と主演のイシザキが参加、撮影賞を受賞した。

■リカルド・G・ロハス(駐日チリ共和国大使)完成した映画を鑑賞したコメント
日本とチリ、両国の皆様が協力しあえたことで映画が完成し、心から喜ばしく思います。私にとっても、史上初となる日本とチリの合作映画の完成に立ち合えて、素晴らしい経験となりました。『GREEN GRASS〜生まれかわる命〜』は、とても繊細な映画です。メランコリックなアプローチで、日本人の死生観を軽妙に描いております。“映画”を共通の言語にしながら、2国間の文化交流を深めていけたらと思います。完成、本当におめでとうございます!

『GREEN GRASS〜生まれかわる命〜』
近日公開
監督・脚本:イグナシオ・ルイス
出演:イシザキ マサタカ 小澤征悦 ダニエル・カンディア ヒメナ・リバス 西岡德馬

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