ミュージカル・スターの圧巻の歌声!夢を生きるカップルの結婚前夜と離婚前夜を描く『トゥモロー・モーニング』予告編

ロンドンで喝采を浴びたミュージカル「Tomorrow Morning(原題)」を、ニック・ウィンストン監督がサマンサ・バークス&ラミン・カリムルーの豪華共演で映画化した『トゥモロー・モーニング』が、12月16日より公開される。このほど、日本版予告編と場面写真がお披露目となった。

才能溢れるローレンス・マーク・ワイスが脚本・作詞・作曲を手がけたオリジナルミュージカル「トゥモロー・モーニング」は、1組のカップルを、結婚前夜と離婚前夜、過去と現在の2つの時間軸で追った物語。2006年にロンドンのウエストエンドで初演後、ニューヨークのオフ・ブロードウェイなど各国で上演され、熱烈な喝采を浴びた珠玉作。日本でも2013年、シアタークリエで石井一孝、島田歌穂、田代万里生、新妻聖子という実力派キャストにより上演され、満足度の高さが話題を呼んだ。

完全映画化された本作では、舞台「アナと雪の女王」のエルサ役、舞台版&映画版『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役でも知られるサマンサ・バークス、ミュージカル「オペラ座の怪人」で史上最年少の28歳で主役のファントム役に抜擢され、「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン役でブロードウェイ・デビューを果たし、数々の賞を受賞してきたラミン・カリムルーが、心に響くエネルギッシュなナンバーを熱唱。監督は、ラミンとサマンサが日本で競演した「CHESSTHEMUSICAL(チェス)」の演出・振付家、ニック・ウィンストンが務める。

予告編は、ロンドンの夜景が映り、ビル(ラミン・カリムルー)が車の前で「明日の朝、すべてが変わる」と歌い幕を開ける。険悪な状態のビルとキャサリン(サマンサ・バークス)、嬉しそうに結婚式をあげる様子が続き、2人の離婚前夜と結婚前夜が描かれる。10年前、画家を夢見ていたキャサリン、小説家を志望していたビル。ロンドンブリッジが見渡せるテムズ川沿いで、「約束して。決してこの瞬間を忘れないって」と誓い合い熱く抱き合う。2人は「君の成功が羨ましかった」「2人の過去を振り返るとわからなくなる」と出会ってから結婚した10年をそれぞれに思い出す。若き日のキャサリンが、子供が生まれる喜びと不安を歌う姿に、喧嘩する両親を見つめる成長した息子のザックが映し出され、「別れても会える」と言うビルに「週末だけね」とザックは悲し気な声で返事をする。夢を抱き、愛し合って結ばれていたはずなのに、いつの間にか気持ちがすれ違ってしまった2人。離婚寸前に追い込まれた男女の運命は?2人は過去から何を見つけるのか。ビルとキャサリンの歌声に、結婚式の華やかなダンスシーンなどが映し出され、ドラマティックで高揚感溢れる予告編に仕上がった。映像ではラミンとサマンサが歌う「エヴリシング・チェンジズ」「サドゥンリー」、サマンサがソロで歌う「ホワット・ラヴ・ディッド」など5曲が披露されている。

併せて、映画を彩る楽曲を楽しめるサウンドトラックが11月23日にソニー・ミュージックレーベルズより発売されることが決定。日本のみ限定でCD化が実現した。映画に使用された14曲にボーナストラック2曲、日本版特典としてサマンサ・バークスが歌う「ホワット・ラヴ・ディッド」のダンスミックスバージョンが追加されている。

『トゥモロー・モーニング』
2022年12月16日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほか全国公開
監督:ニック・ウィンストン
脚本・音楽:ローレンス・マーク・ワイス
出演:サマンサ・バークス ラミン・カリムルー ジョーン・コリンズ ハリエット・ソープ フラー・イースト ジョージ・マグワイア
配給:セテラ・インターナショナル

【ストーリー】 ロンドンで画家と小説家になることを夢見て、大恋愛の末結ばれたキャサリン(サマンサ・バークス)とビル(ラミン・カリムルー)。結婚10年が経ち、キャサリンは画家として、ビルは売れっ子コピーライターとして成功していたが、いつの間にか心がすれ違い離婚を決意していた。離婚前夜、2人は出会った頃の結婚前夜の記憶を辿り始める。

©Tomorrow Morning UK Ltd. and Visualize Films Ltd. Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. for Japan