大泉洋&柴咲コウ演じる夫婦の“幸せいっぱい”場面写真がお披露目!『月の満ち欠け』

2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数26万部を超える佐藤正午の同名ベストセラー小説を、大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウ共演で映画化する『月の満ち欠け』が、12月2日より公開される。このほど、9月10日の「中秋の名月」にちなみ、大泉&柴咲演じる夫婦の幸せいっぱいの場面写真がお披露目となった。

本作は、「愛する人にもう一度めぐり会いたい」という願いが起こした“奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。

場面写真は、大泉洋演じる主人公・小山内堅を中心とする、とある一家を写し出した4つのシーン。写真を辿ると、一家の歴史を感じ取ることができ、壮大な物語への期待が高まる。娘の瑠璃が生まれ、堅が誕生したての我が子を大事そうに抱きかかえる、特別な瞬間を切り取った1枚や、小山内夫妻がまだ幼い瑠璃(阿部久令亜)を連れて夏の海辺へキャンプに出かけたシーン。この場面では、堅とその妻の梢(柴咲コウ)、そして瑠璃が砂浜から空を見上げているが、視線の先には月がある。笑みがこぼれる両親に対し、“満ちては欠ける”月を瑠璃が不思議そうに眺める表情が印象的だ。一家団欒を楽しむ様子が捉えられた1枚では、家族の仲の良さと18歳になった瑠璃(菊池日菜子)の成長が伝わってくる。打って変わって、一人哀愁を漂わせ佇み、寂しげな表情を浮かべる堅の姿を写した場面も。4枚の写真からも伝わるように、本作で大泉は、堅を実に27年に及ぶ期間、演じきった。

『月の満ち欠け』
2022年12月2日(金)より、全国公開
監督:廣木隆一
原作:佐藤正午「月の満ち欠け」
脚本:橋本裕志
音楽:FUKUSHIGE MARI
劇中曲:John Lennon「Woman」(ユニバーサル ミュージック)
出演:大泉洋 有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 田中圭 柴咲コウ 菊池日菜子 小山紗愛 阿部久令亜 尾杉麻友 寛一郎 波岡一喜 安藤玉恵 丘みつ子
配給:松竹

【ストーリー】 小山内堅(大泉洋)は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で梢と娘・瑠璃を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘・瑠璃が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして、彼女と同じ名前をもち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性(有村架純)について語りだす。それは数十年の時を超えて明かされる、はかなくも鮮烈な、許されざる恋の物語だった。一見何の関係もない夫婦とかつての恋人たち。その二組をつなぐ、誰も想像もしえなかった数奇で壮大な愛の軌跡とは…。

©2022「月の満ち欠け」製作委員会