小松菜奈「お腹が…」、『余命10年』の涙腺崩壊シーンでやらかした大失態を告白!?

小坂流加による“涙より切ない”ベストセラー恋愛小説を、藤井道人監督が小松菜奈と坂口健太郎のダブル主演で映画化した『余命10年』のブルーレイ&DVDが、7月22日のリリースされる。このほど、7月20日にスペースFS汐留にてデジタル配信/ブルーレイ&DVDリリース記念イベントが実施され、キャストの小松菜奈、坂口健太郎、そして藤井道人監督が登壇した。

海外でも大ヒットしているという本作について、小松は「公開してから時間が経ちましたが、タイと台湾でも上映していただき、本当に良い反応だとお聞きしました。言葉が違っても、どんなところでも誰でも心が動くことって、みんな一緒なんだなって思いました。私たちが伝えたかったことが伝わってすごくうれしいですし、勇気をもらいました」と、海外の反応に感慨深い様子。坂口も「世界で愛される作品になって、公開してこんなに大きな幹になって広がっている作品に出会えたことが本当に光栄」としみじみとした様子で語った。

周囲の反響について小松は「いろんな人が観てくださって、街を歩いている時とか、買い物しているときに、若い男の子が話しかけてくださって『観ました』って言ってくださったり。親子連れのお母さんとか、おばあちゃんとか、本当に幅広い年齢の方に観ていただけたんだなっていうのをすごく実感できました」と笑顔。「撮っている最中から、ものすごいものができる」と思っていたという坂口は、「たくさんの方に愛してもらう作品っていうのは、役者としてなかなか巡り合えない。こんな作品に巡り会えたことに感謝したい」とコメントし、反響については「取材される方の熱量がすごく熱かった。作品を愛して取材をしていただき、すごくありがたいと感じた」と、プロモーション期間を振り返った。

イベントではファン投票による「あなたの好きな“シーン”ランキング」が発表された。第二位には“旅行から帰った茉莉(小松)が家族に初めて感情をぶつけるシーン”。小松は泣き崩れるシーンを熱演していたが、現場では「ポトフを作った」そうで、「ポトフのいい匂いが部屋中に漂って、お腹が鳴っちゃった(笑)」と笑顔で大失態を告白していた。ちなみに一位は、“茉莉と和人(坂口)の気持ちが通じ合う夜桜のシーン”が選ばれていた。

▼『余命10年』ルーレイ&DVD 商品情報

先行ダウンロード販売中
7月22日(金)デジタルレンタル、ブルーレイ・DVD発売、レンタル開始
ブルーレイ プレミアム・エディション(2枚組) 7,480円(税込)
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント

『余命10年』
監督:藤井道人
原作:小坂流加「余命10年」
脚本:岡田惠和 渡邉真子
音楽:RADWIMPS
主題歌:RADWIMPS「うるうびと」
出演:小松菜奈 坂口健太郎 山田裕貴 奈緒 井口理(King Gnu) 黒木華 田中哲司 リリー・フランキー 原日出子 松重豊

【ストーリー】 20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松菜奈)。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎)。同窓会で再会した二人は惹かれあい、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。思い出の数だけ失われていく時間…彼らが最後に選んだ道とは?

©2022 映画「余命10年」製作委員会